出会った11月。さよならは10月。 .............

2003年10月26日(日)

涙が じわ ってあふれた。心の決心だけでは弱すぎる。口にださなきゃ、口に、だして、あいつに、言わなきゃ。もう、さよならって。また他人に戻るって、ちゃんと。あかの他人だった10月、メールはじめた11月、失恋した7月、友達に戻れた8月、そして1年をしめくくるのはバイバイの10月。ごめんね、いっぱい頼って。ごめんね、いっぱい困らせて。わたしはもう、一人で歩いてゆきます。『ありがとう』なんて悔しくて言えないけど、迷惑ばかりかけて本当に本当にごめんなさい。ちゃんと言います。


結局、全部知らなきゃよかったよね。


今までは(自分の心の中でする決意は)あいつがまだ傍にいるって、またいつでも戻れるんだって心のどこかに逃げ道があったから、いつまでもダラダラしがみついていて、だけどあいつに直接言えばもう逃げられないから、本当に終わりにできるんだ。でもやっぱり悲しい、寂しい。だから最後なんだって考えたら(まだあいつに言っていないのに)涙が じわ ってあふれてきた。


もう支えにできないし、ふとした瞬間も思い出しちゃいけないし、泣きそうになったときも頼れない。だけどそれが一番の方法だって思う。思いたい。









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