まんなか。
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2006年07月29日(土) 弱気になるとき

最近、よくわからないことが多い。

わたしは何で絵を描いているのかな、とか、
これで将来食べて生きたいのかな、とか、
考えても仕方ないことが頭を過ぎる。

あの小さな教室の中でさえ優劣があって、
「この作品の何が評価されるんだろう」って思うものもあるし、
「どうして評価が低いんだろう」って思うものもある。
過程を知ってる人間からすれば、「これが評価されるならわたしだって」ってなるし、
「もっとちゃんと過程をみて!」って思ってしまう。
だけど、それは仕方ないことなんだよなぁ。

何かの本に、「努力が評価されるのは義務教育まで」って書いてあったけど、
ほんとその通りだよなぁ。

作品に真剣さがみられないって言われて、
自分はどんな風にあの作品に取り組んだか考えたけど、
表現したいものは確かにあったし、中途半端にキャンバスに向かったわけじゃない。
後半、勢いが欠けたのは事実で、気持ちもよそへ傾いてしまって、
あんなに大事に描いた作品が、最後にそう評価されることになってしまったのが、
ショックだった。
絵描く資格ないな・・・。

今付き合っている人は、高校からずっと絵を描いていて、
実力もあって、みんなも先生も認める力のある人で、
ときどき一緒にいると苦しくなる。大好きなのに。
あの小さな教室の一番上にいる人と、つまらないところでくすぶってるわたし・・・。

認められたいような、認められたくないような。
卑屈になる夜。


朱祢 |MAILHomePage

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