まんなか。
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2004年03月11日(木)

中学生のとき、耳のいい自分を何度も呪った。
嫌なことばかり脳へ伝える之を殺してやりたいと何度も思った。
利かなくなればいいと何度も思った。

今はー・・・どうだろう。
嫌なことが見える目を利かなくなればいいとは思わない。
大切な人の声が聞こえるこの耳に感謝する。


電車の向かいの席に座った男の子は両耳にブルーのスケルトンの補聴器をつけていた。
ぎこちない手話に胸が痛んだ。


朱祢 |MAILHomePage

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