hikaru日記

2002年11月04日(月) サリドマイド

 最近、鼻がむずむずするし、鼻も出るしティッシュが手放せません
毎年寒くなってくるとこういう症状が出るんですがこれはもしや…と思うことがあります
それはもしかして「花粉症」??
花粉症は春先に限ったことではないし、ほぼ1年中花粉症は存在します
そんな解説はどうでもいいんです
この春、もしやついに花粉症になってしまったか…と思っていたんですがどうやらこの季節の花粉症にもずいぶん前からかかっていたようです
ま、死にはしない病気なので上手に付き合っていこうと思います(そういう問題?)

 さて、サリドマイド
これを聞いた事無い人はいないと思います
(注:知らないお子様の皆さん(が読んでるか分からないけど…)はお父さん、お母さんに聞いてみましょう)
この薬は1950〜60年代に手足が短いなどの奇形児が生まれるという大きな薬害問題として有名な薬です
62年に国が承認を取り消し、事実上この薬は使われないものとされていました
しかし、最近この薬が国内でも使われていることが分かりました
この薬は鎮静・催眠剤として販売されていました
現在、この薬はある種のガンに非常に効果的とされて使用されています
アメリカなどでも使用されております
最近の研究の結果、抗がん剤などよりも副作用も少なく、他の薬と併用しても効果が下がらないことなどが確認されています
 「悪魔の薬」として非常に悪名高い薬が現在、ガン患者の唯一苦痛を和らげてくれる「希望の薬」として出回っています
国外ではガイドラインもあり厳密な体制が取られているようですが、日本にはそのようなものはまだ無く、医師の判断に任されているのが現状です
更に、日本は薬事法と言う法律で薬のことを取り締まっていますが医師の個人輸入ならば、という抜け道もあります
以前、中国製ダイエット食品が問題視されますがあれも薬事法では取り締まることが出来ません
今回は治療目的ですので当然、非難はしません
この薬に出会えて良かったと思える患者さんがいるのですからよりより環境作りのためにガイドラインや使用マニュアルが出来れば、と思います
サリドマイド被害者の会などの反発もあるようですが患者さんから見たらそれはまさに「希望」なのです
非常に難しい問題だとは思いますが両者の納得の行く方向へ行って欲しいと思います

 少し違いますが、皆さんの記憶にも新しい薬害エイズ問題を引き起こした非加熱製剤フィブリノゲンも問題になっています
旧ミドリ十字(現・三菱ウェルファーマル)がこの薬を最近まで作っていました(もしかしたら現在も作っているかもしれません)
作られていた理由はもちろん使われているからです
その薬に「希望」を持っている患者さんが同様にいるのです
ある種の病気にはこの薬が無いと生きていけないのです
しかし、製薬会社側はこの薬の製造を中止しようとしました
製薬会社側はイメージのためでしょう
しかし、患者側は生死の問題です
はかりにかけられる問題ではないと思いますが実際に起こっていることです

 ひとつに薬害問題と言ってもこういった問題も存在します
みなさんはどう考えますか?


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