hikaru日記

2002年07月27日(土) 医療従事者

 いや〜相変わらず暖かい日が続きますね〜
コートもセーターもいらないくらいですね〜
こう暖かい日が続くと春ももうすぐですね♪
ごめんなさい、多少壊れ気味です…

 え〜今回はちょっと真面目に医療従事者について
皆さん医療従事者って言うと医師、看護師、薬剤師、PT、OT、カウンセラーなどいろいろ思い浮かべると思います
このそれぞれの方達は、それぞれの専門分野である特徴を生かし業務を全うしています
もちろん患者さんのためを思ってのことです
だけどこの「患者さんのため」と言うのがあだとなることがあります
「医療従事者は何でも知っている」、「医療従事者の言うことは聞かなければいけない(聞いたほうがいい)」、「医療従事者は嘘は言わない(当然その道のプロなのだから)」などなど思われている方が多いです
そのため患者さんはよく質問をしますし、医療従事者は聞かれたことに対しては答えます
しかし、ここで大きな問題があります
医療従事者は万能ではありません
確かに一般の方たちよりも医学的知識は多少もってるかもしれません
しかし、知らないことの方が多いのです
そのため患者さんに質問をされ知らないことまで答えてしまうこともあります
これは特に医師に多いことです
知らないと思われたくない、威厳を保ちたい、プライドなどくだらないものを持ち合わせているためともいえます
このくだらない意地みたいなものが患者さんにとって致命的となることもあるのです
患者さんは医療従事者の言うことはたいてい信じてしまいます
その何気ない一言さえも真実として受け止めます
時にはそれがきっかけで人を死に追いやることもあります
医療従事者にとって「言葉」と言う最強の凶器を持って人を死に至らしめることさえも簡単なのです
しかもそれを自覚できない場合が多いです
相手に対して何かをした訳ではないためです
ただ、「質問に答えただけ」と言う考えからです
患者さんを死に追いやらないまでも、不安にさせたり、望みをたたれたりすることもあるのです
どこまで話すべきか、どこから話していけないのか、患者さんの性格から考えてどう接するべきかなど完璧にこなせるものなどいないのは分かりますがもう少しやりようがあるように思えます
医療に携わるものの「言葉」というのは何気ない一言でもその人にとっては非常に大きなウエイトを占めます
 医療、それは人を救うものであって人から希望を失わせたり、死に追いやるものではないのです
それをしっかり自覚して私は医療に携わりたいと思います


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