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2003年10月03日(金) |
ハンバーガー130個 |
今日はそう忙しいわけではなかったんですが、注文されていた大量オーダーのお陰で普段より疲れました。 そのオーダーとはハンバーガー130個、全て別々に袋に入れてくれというもの。 やってられませんて。 こういう大量オーダーはたまにあるんですけど、私の入ってる時間はあんまり無いんですよ。 だからどう捌けばいいのかわからず、しかも私は現在トレーニー状態。 今日なんかバカ店長に「華子さん、もう慣れた?」とか言われる始末。 本当にトレーニーかよ私は。
取りに来られる40分前から作り始めたのですが、こういう時に限ってお客さんがどっと来る不思議。 40分前にハンバーガー作り始めても商品になってしまう不思議についてはスルーしてください。
ところが何の呪いかPOSの調子がおかしくなって、反応が鈍くなりキーを押して2秒ほどしないと反応せず。 更に更に何が原因なのか、厨房にあるKVSというオーダーが表示されるモニターがあるのですが それもおかしくなってオーダーが全く出なくなってしまい、画面はもうマトリックス。 久々にコーリングでオーダーを直接厨房に伝えながら仕事しました。
カウンターに並んでいるお客さんたちも私たちの修羅場状態を物珍しげに見ていたらしいです。 ひたすらオーダーを取っていたともちゃんの証言。 ともちゃんは、「今日はどしたの、何あのハンバーガー」と3回くらい聞かれたそうです。 それも仕方ありません、普段はまったりほのぼのムードのうちの店が、 今日は皆してヒーヒー言いながら叫びまくり。
「1テリヤキ、2BLBです!トータル4BLB入ってます!」 「バーガーあと何個!?」 「まだまだ、あと50個くらいあるよー」 「ちょっと待ってー、BLBあと何個って?あ、フィレはウエイトして」 「ごめん、よもぎとアップルパイつけてぇー」 「ダブチまだですか?」 「手伝わんかいアホー」
正に修羅場。 オペレーションに入っていた人は皆 MFY(メイドフォーユー)というKVSを使うシステムになってからオペレーションを教えられているので、 口頭で伝えられたオーダーを覚えていくのに慣れていないんです。 とか言って私もオーダー覚えるのは苦手だったんですけどね。 改めてKVSの偉大さに気付かされたわけであります。
そんで作るのも大変なんですけどバッグに入れるのが物凄くしんどい。 最後のほうは指がつりそうになり、終わった時にはおそらくバッグで切れたらしき傷跡が残ってました。 カウンターにいた私とともちゃん、みかちゃんは喉ガラガラ。 私は何をどう頑張ったのか、気付いたらシャツが出まくってて物凄くだらしない格好になってました。 「華子、何やったらそんな格好になんの?」 と言う社員さんも油まみれ。 厨房はもうボロボロでした。
結局全て終わったのは取りに来られる時間ギリギリ。 しかも取りに来られた方は全部うちのクルーに運ばせました。ひとつくらい持てよ!
アホみたいに疲れたので帰りに飲んだくれてきたことは言うまでもありません。 バイト代がパァ。
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