ちょっと昔、IT関係の仕事を中心にドッグタイムと言うような言葉があった。インターネットの世界ではその技術や情報が日々急速に変化しており、これ迄のビジネスと同じ感覚では置いてかれてしまう。それを、犬の寿命が人間の3/1である事(3倍のスピードで年をとる)=通常よりも3倍早く、または3分の1の時間で物事を処理してゆかなくてはならない、と言った意味で使われていた言葉だったと思う。
まあ、犬でなくとも、ゾウの時間とネズミの時間みたいな例えは昔からあったのだが、つまり今回私が言いたいのは、人間として与えられた時間を如何にその身体や社会的地位に見合ったレベルで、効率的に使っているかと言うようなことなのだ。
最近特に思うのは、どうも休日の時間の使い方が非常に非効率的だという事なのだ。平日も、実は早く起きて会社に行っても午前中はほとんど寝ている中村主水の様な状態ではあるが、一応その間も給料が発生しているので効率という点ではかなり良好なのだ。しかし、こと休日になると異常に睡眠時間を取るため、目覚めがいつも昼過ぎなので活動時間が制限される。
正確に言うと、店やら何やらがやっている時間が少ない上、移動時間や決断力の無い自分が決断を迎える迄の時間が更にタイムロスとなり、ショッピングしてぇ、お茶してぇ、映画観てぇ・・・なんて休日のOLやカップルのアグレッシブさがうらやましい限りである。
更に、私は平日の就業時間が19時以降と、一般のビジネスより些か遅く、その19時という退社時間にもフロアーの他の人が全く帰る気配もなく、小心者は少しすぎてからで無いと退社できない空気が漂ってるため、平日に映画をみて帰る事が難しい。
仕方なく、休日に映画をみに行くのだが、映画を映画館にみに行くという事は少なくとも90分〜2時間は屋内に拘束されるという事である。それも、ただでさえ昼過ぎに起きだして遅いスタートなのに、外出のための身支度して、更に映画のタイムスケジュールに合わせて行動するという事を強いられるのだ。
じゃあ、映画観に行かなけりゃいいじゃん、ってな感じなのだが、そこはそれ[趣味:映画鑑賞]なんて履歴書とかに書いている手前そうもいかん(?)。だいたい、趣味は映画鑑賞とか言うような奴に限って、「最近みた映画は?」って聞くと、よくても、(今頃なら)正月頃に観た「ハウルの動く城」だったり、たいていはDVDだったりするのだ。
おじさんは古い人間なので“映画鑑賞とは映画館で映画を観る事なり”と考えてしまうのですよ。そんで、趣味とか言うならせめて一ヶ月に1回は劇場に足を運ぼうぜ。って、ガーデニングや音楽鑑賞は日常容易に出来るけど、映画鑑賞は結構リスクのいる趣味だってことに今気づいたよ・・・。
まあ、私の映画鑑賞の定義に対しては異論反論ある所なのだが、殊私に限ってはそう捉えている都合上、映画館で映画を観るという行為が日常の行為、それも休日のスケジュールに組み込まざるを得ない訳ですよ。そのおかげで、月に映画10本、年間約150本なんて学生みたいな量を観ているんだが…。
ちょっと話がそれたが、そんなこんなでなんで少ない自由時間である休日があまりにも非効率的に消化される自分が腹立たしい訳ですよ。まじ、ちょっと心理的な病気なんじゃないかとも思う最近です。
そんな私は今日も昼過ぎに起きて、渋谷に出かけて16時40分からの『イン・ザ・プール』なんて観てきました。これで2時間消費して、あっと言うまに夜ですわ。何とかならんかねぇ〜!!
『イン・ザ・プール』:って、俺は田辺誠一がプールに依存しているように、映画館もしくは映画に依存しているんじゃないだろうか・・・?!
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