今日は、夕方に新橋の試写室で『マルタ・・・、マルタ』というフランス映画の試写に行ってきました。90分程の作品だったので8時頃終わってからもう一度会社に戻って、残業して11時頃帰りました。いやはや、単に帰社してタイムカード押したかったてのが理由の一つです、試写も仕事ですんで。だって、仕事のため名刺を置いてくるのが目的の時も有るんですから!辛い作品も途中退出できないのですよ!で、今日はちょっと辛かったかな・・・。
『マルタ・・・、マルタ』:なんか、女性誌とかでは結構取り上げられているみたいです。それも‘救われない映画’ってことで。簡単なまとめだとダークな「I am Sam」meets「ダンサー・イン・ザ・ダーク」って感じ。この映画と、「イン・ザ ベッドルーム」を続けてみたらかなりブルーになること請け合い。 テーマなのかどうかは解らないけど、なんか最近の日本でも有る様な話「主婦が、子供を炎天下の車に残しパチンコに行く」とか「若いお母さんが、真冬の寒い部屋に子供を置き去りにして男と夜遊びに出る」とか、無意識に子供を防衛する本能が働かなくなっている親。そんでもって、なぜか自分に非が有るのに子供にあたってしまい、また、そのお母さん達が自分の子供の頃に受けた心の傷がトラウマになっているとか・・・。そんな、中途半端な苦しみがあんまり説明も無く、恐らくあまりライトを使わなかったのであろうオールロケによる非常に照度の低い暗いトーンの映像で進む。 唯一、収穫と言えるのは、娘役の女の子が(ダコタ・ファニング程では無いにしろ)賢くて可愛くて演技も上手い。若い頃のゲイリー・オールドマンの様な風貌の亭主が良い人オーラ全開。ラスト間際で、主人公の来ているフード付きのニットや、旦那の着ているニットが結構おしゃれ。それくらい。 いつもレトルトや買ってきた惣菜などの晩御飯とか、子守り代わりにTVとかで育って、自己管理もできず、まともなコミュニケーションが取れないまま大人になって結婚して家族が出来ちゃったって感じ。極端に言うと「ロイヤルテネンバウムズ」と近いテーマが有るけどこちらは最後まで見放して終わる。フランスらしいっちゃ、らしい、暗〜いドラマ。 普通の生活を送るOLさん達が、チョット見る映画としては重過ぎ&報われな過ぎで、減なりする。もし観るなら、秋晴れの週末、時間は昼頃、心を広く持って後を引かないように見に行こう。
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