2005年08月27日(土) |
RISING SUN ROCK FESTIVAL'05 |
一週間前のお話になるけど、日記書いてないので書きま〜す☆ RISING SUN ROCK FESTIVALという邦楽のロックフェスが北海道、石狩湾でありました。 初めての邦楽のフェスだわ〜、お客さんはどんな人なんだろ〜って感じで 興味本位でボランティア活動してきました。オールナイトのイベントだし、体力的にキツかった!!
金曜の夜、会社終わってから羽田に向かいました。 初の国内線!初の羽田!狙うはANAのチケット!! てか初の正規航空券だわ(笑) マイル貯めることに命をかけようと思いまして。ANAです。 そんなわけで、初めて羽田空港に行きました。 意外と浜松町からあるんだね。長かった。
ANAカウンターに行って、スカイメイト割引をしようとしたら 「申し訳ないです。21歳までが割引の対象になります」 と言われた!!がーーーん、17日前に22歳になった私・・・ 割引外。がががーーん。(がーん、は古い) 仕方なく3万円を払いました。AIR DOにすりゃ、スカイメイト割なのに。 それでも頑固にANAです。だって出発ロビー違うんだもん。 もう馬鹿と言ってくれ。悲しいなぁ。 とりあえず、1時間ちょいのフライトで千歳空港に着きました。 早いな〜。耳痛いな〜。久しぶりに死ぬかと思った。 つーか、札幌はどっち?どうやって行くの? (調べてなさ過ぎ。日本語が通じるからってあまりに無謀な旅だ) まぁそこは適当に電車に乗り、適当にホテルがあるであろう駅へ 当日の朝、予約したホテルです。まったく行き当たりばったりな旅だ。 途中迷子になり、ホテルへ連絡して、やっと到着。 その日はさっさと寝てしまいました。
土曜日、既に本番は始まっていますが、遅れて仲間と合流。 降水確率100%という予報だったので、完璧な雨装備でスタッフは集合。 麻生駅に集まるボランティアの集合時には雨具と長靴という姿でローソンで買い物してました。 都会をあの格好でうろつく事になるとは・・・。カッコ悪いなぁ。 ま、ここは北海道。知り合いなんて一人もいないから大丈夫。 知り合いはいたとしても、私と同じ格好してるから大丈夫!
石狩湾の会場に着くと、既にお客さんがいっぱい! 入場ゲートは11時に開くということなので、それに合わせてスタンバイ。 いつも通り、ごみ袋を配布しました。今回は配布スタッフじゃないけど やはりいつもやってるヤツなので、これをやらないと始まらない! トラメガでおしゃべりして、500枚ほど配布しちゃいました。 やっぱり配布は楽しい。
13時から赤犬のステージがあったので、ちょっと見たかったけど活動優先なので、見られませんでした。 でも音だけはバリバリ聞こえて、すっごく楽しそうなライブ! 盛り上がってました。絶対絶対、楽しいだろうなーって思った。 いつかライブを見てみたいです。 この夏は見られるチャンスを3回も逃してますからね。 まぁいつか見られるでしょう。 それにしても赤犬はステージの裏にいるのに、すごく盛り上がっているのが手に取るようにわかるんだよね。
その後も、いろいろとライブ片耳に活動しました。 主にごみ箱(リサイクルステーションと呼ぶ)の前に立って 来場者に分別ナビゲートをする活動でした。 あとは奥田民雄のステージ裏でご飯食べたりして不思議な感じ。 クレイジーケンバンドはフツーに休み時間だったから見られた!面白かったー、つーかオシャレ☆ でもライブ見てたから、睡眠時間が3時間くらいだよ。 眠いー!けど活動はあるので、朝焼けと一緒にやりました。 いや、雨降ってて朝焼けは見られなかったけど。 キャンプサイトの活動は凄かったな。 みんなバーベキューの準備してきているのに、食べきれなくて 来場者が肉や魚を捨てて行きます。 食べられなかったものや、使わなかった炭、キャンプ用品を捨てて行く。 みんながそれぞれ家に持ち帰れば良いのに、捨てて行くんです。 まったく!自分のことは自分で処理せい!! って感じだけど、仕方ない。 せめて分別だけはしっかりしようよ、ということで活動している我々。 ライジングはロックフェスティバル史上最強13分別!が目標なので来場者に分別してもらいまくる。 混ぜればごみ、分ければ資源、なのだ。ぐちゃぐちゃに捨てるなら、分けて捨てましょうよ。 ちょっとのアクションで救われるごみは沢山ある。 ライジングのお客さんは、真剣に分けてくれます。 私的には「13分別なんて面倒だなー」って本音は思ってます。 でも、お客さんってやってくれるんだよね。いやー、すごい。
私は主に残飯処理をしてました。実は残飯フェチ?(笑) というかフツーのボランティアの子は残飯とか、汚いから触りたくない って感じなんだろうけど、もう私はフツーではないので むしろ残飯&残汁の方がマニアックでオタク的で大好きなのだ。 あの奥深さは、フツーの人には理解できないと思うけど。 しかし、ひどい。みんな食べ物を粗末にしすぎだ。 まったく手をつけていないスイカをまるごと持ってくる客。 コンビニの菓子パン、食べられずに5個くらい捨ててく客。 イカ、そのまんま調理されずに残飯へ。かわいそう。イカの命。 肉なんて、みんな何百グラムと平気で捨てていく・・・ それが何万人もいるんだ。変な話だよね。最初から、そんなに持ち込むことないんじゃない? みんなでバーベキューしたい気持ちもわかるけど 食べられなかった時のことを考えて食料を持ってきて欲しい。 そして、わざわざバーベキューしなくても会場には美味しい飲食店がたくさんあるんだから、 それを利用すれば良い。 バーベキューは普段できるけど、飲食店はフェスでしか会えないからね。 それと炭もね。あんなに沢山出てくるなんて。 持ち帰ってくれよ。まだまだ使えるんだし。 あれだけあれば、1日、代々木公園でとうきび屋さんが出来るよ。 バーベキューの網もね。普通捨ててかないでしょ。 もー馬鹿な客! 毛布、御座、レジャーシート、果てはテントまで! 持ち帰れ馬鹿ヤロー!!って思った。口にはしなかったけど。 まぁトラメガで呼びかける時は 「ひとりひとりが、自分のごみは持ち帰るのが一番です。 また来年も、そのキャンプ道具でこの会場で会いましょう。 それが出来ない方は、しっかり分別して資源にしましょう。」 馬鹿ヤローとは言えなかったけどさ。金払って来てる客に対して。 しかし、みんななぜあんな捨てるのだろうか。 本当にイカの命がもったいない。救ってあげられなくてごめん。イカ。
というかこの怒涛の客はけ時の分別作業をほぼ徹夜でやっているのです。 ボランティアのみんな、すごいなーって思う。 みんなが居なかったら、分別なんて誰もしないと思う。 オールナイトのフェスが終わった後の客なんて ピースでエコな気持ちなんてひとかけらもないだろう。 そこをボランティアの力でなんとかやってるんだから凄いよ。
そんなみんなの頑張りもあって、 終わった会場にはほとんどごみが落ちていない。 綺麗な会場を見るとスッキリする。 フツーのコンサートならあり得ないくらい、クリーンです。 これがなぁ、ボランティアがいなくてもやってくれれば良いのよね。 私たちが忙しくないと、会場が綺麗なのだ。 私たちの目標は、私たちの活動が必要にならないことなのだ。 ごみがゼロになれば、私たちはいらないのだ。 そんな日は来るのかしら。この日本で。 (少なくとも、私はドイツではそれが実行されているのを見たけど)
翌日は札幌市内を観光して、打ち上げに出て、夜の飛行機で帰りました。 初めての北海道で、あまり北海道っぽいことは見なかったけど やっぱり北海道は空がデカイ!と思った。 夕日が綺麗だったなー。大きな空だから描けるんだな。 また北海道行きたいです。ラベンダーの季節に行ってみたい!
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