2002年10月19日(土) |
DVD 「展覧会の絵」 |
初めて学校の映像ルームに行きました。そしたらビックリ!パリコレや東コレ等のビデオに紛れて なんだか「場違い」なDVDが沢山あった。そこにはファッション関係の映像以外にも 映画や美術関連、音楽関連の資料が置いてあるのですが、EL&Pを発見してしまった時には 思わず「ひゃー」と言ってしまった…(笑) いやいや、何故ここにある必要があるんだー!!って。 ロック音楽とファッションの関係はとても重要なんだが、まぁそれはあくまで60年代くらいまでで ビートルズやストーンズやスモール・フェイシズとかだと思うのよね。 サイケデリック時代とウッドストックで爆裂して、ファッション性ってのは薄れてくると思うのよ。 だから、ファッショナブルという事を考えるとプログレってあんまり良い例ではない気がする…。 なもんで、そんなDVDが参考映像として置いてあるのは不思議で仕方ない。 WHOとZEPPELINのDVDは、なんかわかる気がするので、さほど驚かなかったけどぉ。 「エマーソン レイク&パーマー」の文字を見てホントに驚いた! でも映像は観た事がなかったので「ラッキー」と思って観る事にしました。 (普通の大学とかって図書館にこの手のDVDは置いてあるのかなぁ…ウチだけ?) 噂でしか知らなかった、キース・エマーソンの「オルガンにナイフを突き刺す」シーンが凄過ぎた。 てか、オルガンをあんな風に弾くヤツは初めて見たよ。ギターを振り回すなら分かるけど オルガン振り回すヤツはいないよ。オルガンの下敷きになって弾いてみたり、踏んだり蹴ったり。 すげぇすげぇ。お前すげぇ!!(笑) キースは今で言う「エレクトーン」の開発にも携わってたって話だけど、 こんな乱暴なのがそんな事をできたのだろうか、と疑いたくなるくらい。 巧いと言うより凄まじい。他の2人も凄まじい。レコードよりも恐ろしい! なんかもう、映像もサイケデリックに加工してあって、何が何だかサッパリ不明で 頭オカシクなりそうです。サイケでモヤモヤしてる中で奇妙な動きで演奏してるんですよ。 うーーーん。言葉が出ませんね。 演奏が終わったら、拍手したくなっちゃいました。 でもここは映像ルーム。私の部屋じゃないから、こんな所で拍手なんてしたら目立つ目立つ。 しかし手は音もなく「パチパチパチ」のポーズ取ってました。
わかったよ。なんでEL&Pが置いてあったかって。 「サイケデリックな映像とはこういう物です」と素人に説明するには丁度良いからだよ。 だけどコレ。誰か私の他に観てるツワモノはいるのかな〜。 WHOのWHO'S NAXTのDVDは指紋が付いてたから、観てる人がいるんだろうけど EL&Pはピカピカだったわよ。ブックレットも開いた様子ないしー。 ちなみに解説は伊藤政則氏でしたけど…。
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