2002年06月06日(木) |
ロックンロールミシン |
電車の広告でタイトルを見た時からとっても気になっていた小説。 「どーしてロックンロールでミシンなの??ロックミシンじゃないの??」 そう思いながら学校へ行くと、友達が「ロックンロールミシン」を読んでいるではありまへんか。 「すぐ読み終わりそうだから明日には貸してあげるよ」と言ってれた。 借りてから帰りの電車で読んでみたけど、わずか150ページ程しかないので家に帰るまでに読み終わってしまった。 台詞ひとつひとつをじっくり読まなくても、登場人物が何を言いたいのかが解るから早く読めたのかも。 何っつーか、キャラが一緒なのよね。 言いたい事を読んでる自分も解りきってるっていう感じなの。 文章でここまで共感させられた事ってナイよ!というくらい。 設定も非常にリアルだし、今の自分の生活空間にすぅっと入っていける舞台が用意されていた。 前半は「若者と自己の確立」…だけど後半からは曖昧な展開になり物語りは終わってしまう。 ラストはすべてを解体、果たして彼らに再構築できる能力はあるのだろうか?? ひと昔前の青春系小説だったら、こんなラストではなくて、ヒーロー達は成功を掴むだろうけれど この話は違った。お伽噺でも何でもなかった。夢もあんまり見させてくれなかった。 タイヤに空気を入れていない自転車みたいにやる気がなかった。 でも、それが「今」なんだと思った。 小説としてすごく新鮮だった。自分に近いモノを感じた最大の理由なんだと思う。
コレ、自分でも買おうっと(笑)
新潮文庫 ロックンロールミシン 鈴木清剛 著 税別362円
昨日はFUSEの活動日だったので、学校出たのが21時近くでした。 (言い忘れたがロックンロールミシンの著者の鈴木氏は私の先輩にあたる人です。B学院の卒業生) 新宿は雷が鳴り響いていて、夜なのに都庁が良く見えた。 「ピッカーーーーン…ゴロゴロ…!ドッコーーーン!!!」って感じで凄かったよ。 ミズエ(ファッションショーのパートナーの子)と2人で地下道まで走りました。 その間も雨はザァザァー雷はゴウゴウー、凄まじい勢いでした。 けど雷は好きです。ミズエは「SAKIって雷好きそうだね」というので 「勿論大好きー!」って叫びながら甲州街道を突っ走りました。ちょっと青春感じました(笑) デザインの方はようやくまとまってくれて、安心。 明日は先輩から本番用の画用紙と最終決定したデザインを貰って、水曜日までに描けばOK! 全部で13体から15体に増えそうな予感だ。。。 とりあえず、私達のシーンの運命を決めるデザイン画を描かなきゃならない大役なのよね…。 ショーのデザイン画描くのは何て事ないんだけど、普通の授業の課題をやる時間が心配。 ただでさえ溜まってきてんのに。
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