2006年05月19日(金) :
終わってしまった……
いや、市販の小説の話です。 光文社文庫から再刊行されていた、『修道士カドフェル』シリーズが、全部刊行終わってしまったので。 教養文庫版を読んでなくて、ちょっと興味を持っていたところ、光文社から再刊行始まったため、これ幸いと読み始めたんですが。最初に発表されてたリストで、長編最終巻が「背教者カドフェル」になっていたんで、あーあの聖ウィニフレッドの件がばれてしまうのか! と思っていたら。19巻の「聖なる盗賊」が蓋を空けられたらやばいよ、という話になってから。 違ったのね……。本当なら、まだカドフェルは書き続けるつもりだったんですね、ピーターズ女史は。もう亡くなられてしまいましたが。 これ、この時代のイングランド史をもう少し知ってたら、もっと楽しめるんだろうなーと思います。が、さすがにそこまで手出しは今んとこ考えてません(苦笑)。 イングランドに手を出すとしたら、19世紀のロンドンですよ! ←実はまだ言っているスチームパンク……
脱線。 ミステリって、そういや全然読んでないんですよね私。それこそ、シャーロック・ホームズしか読んでないわけです。だもんで、ミステリとして云々、というのはとても言えませんが、必ず、若い恋人達が上手くいくエピソードが盛り込まれていて、陰惨なエピソードも最後にはぽっと希望の光が残されている感じがして、そこが好きですねー。特に、個人的には13巻の「代価はバラ一輪」辺りが好きです。 後、実はこっそりラドルファス院長が好きだったり。ええ、ヒュー・べリンガーよりもね(笑)。 しかし、実際の歴史をよく知っていないと、こういう風な小説はとても書けないわけで、やっぱり勉強ってのは必要なんですね。
全然関係ないけど、Wikipedia面白いなあ。
絵を上げたら、何か気が抜けてしまいました。(それはやばい状況ですよ)
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