2006年04月16日(日) : 物語内時間

 小説の舞台となる時間。
 それは物語の雰囲気、にも関わりがあると思うのですが。
 ふ、と『Shadow Saga』を打ってて思ったことなんですけど、この話、雰囲気的にも夜っぽい(何かいかがわしいなおい)のは確かです。主人公がアレでは、明るい舞台って違和感があるんで。
 が、実際、元稿を見直してみると、「……夜の話ばっかり」ということが発覚。夜じゃなくても、光が射さないような場所が舞台になってたり。黒背景、という視覚効果だけの問題じゃなかったよ、実際に舞台が暗い。

 暗い過去の主人公の話→青空は似合いませんね→暗い時間、暗い場所が舞台となる→余計暗い
 暗いスパイラル……(センスのない言い回し!)。

 今打ってる、本当に打ってます、必死になると胡散臭いが、Chapter-3、1話が2004年で、2話が2005年、3話が2006年になってて、乾いた笑いも出ません。しかも、3話のファイル自体を作り始めたのは、2005年の1月です。うわあ。

 でも書きますよ。別に誰かのためとかじゃなくて、自分でちゃんと結末を書くために。
 って、表題と全然違う話になってますがな。

 というか、どーも私は昼間の時間の話よりも、夜の時間の話を無意識に書く傾向があるような気がします。『華京』の一話も、結局、オチは夜でしたしねー。『華京』は、あんまり夜ってイメージじゃない、というか、あっちは昼夜問わず、という感じ。
 書く本人の夜型昼型、は関係ないと思いますが……あんのか? 笑
 しかしおかげで、明るい昼間に字を打ってると、「何でこんな明るいのに暗い時間の話を打ってるんだ」とか、不意に我に返ってみたりすることもあります。かといって、夜に進むかといえばそーでも……ある?









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