2006年01月29日(日) :
発音と表記
いや、ふと「バイオリン」と「ヴァイオリン」じゃ、日本人の発音じゃ大した違いはないけど、字で書くと、イメージが違うよな、と思ったのです。「ヴァイオリン」って書く方が、何だか高尚そうっぽいなー、と(俗)。「バイオリン」は何だか安そう(更に俗)。 要するに、「v」と「b」。それぞれ「ヴィ」と「ビー」なんで、本来、英語で「v」表記されてる単語は、日本語カタカナ表記する場合、全部「ヴ」とするのが正しいんでしょうが、モノによっては、何かしっくりこないなあ、と思う単語も個人的にはあるわけです。
一例。「level」。「レヴェル」と日本語では書くのが正しい、ということになるのですが、何かスカしてる感じがする(苦笑)。「レベル」の方がしっくりくる。 「variation」。「ヴァリエーション」……何かおさまり悪い気がする。 「vanity」。「ヴァニティ」別物のような気がする。
どうやら、私は、「v」という発音が、本来の日本語にはないものだからのせいか、この表記に対して、何となく「偉そう」「高級そう」という印象を持っている模様です。 そういや、本来は「b」なのに、「ヴ」表記されてしまう言葉って何かあったような気がするんですが、思い出せません。見たときは、背中がむずむずするような落ち着きの悪さを感じるんですが……。
本来の言語発音に沿った表記でも、印象としてぴったり来ないこともある、ニホンゴッテムズカシイネー! (毎度の事ながら、結論がろくでもありません)
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