2005年05月09日(月) : 枯渇している

 ……と思うのです最近。
 エネルギーが。
 具体例を挙げると、最近、怒らなくなったのです。

 怒らない、というのは人間丸くなった、ということでいいことじゃないか? と思われるかもしれませんが、そうではないと思います。
 喜怒哀楽、といいます。
 全部、人間には必要な感情だから、こう纏められるのでしょう。
 怒る、ということはとてもエネルギーの要る感情です。瞬間的にむっと来ても、「……いいか、もう」とか思うのは、丸くなったのではなく、単に疲れてるんですね。
 怒ってばっかり、というのも人として何ですが、怒らなくなった、というのもちょっとヤバイような気がします。感情が磨耗しつつあるような感じがして。
 何より、喜怒哀楽の感情というのは、やはり物書きには欠かせないものだと思うのです。そういうエネルギーが枯渇してしまっては、小説は書けません。

 今のところ、体の疲れがエネルギーの枯渇に直結しているとは思うのですが。
 まあ何と申しますか、一応、頭の隅っこくらいには、ちゃんと意欲はある(筈)ので、まあそのうちコイツも起きるだろう、と思ってくださると幸いです。いつもの通り、長い冬眠ですが。









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