3連休最終日は日本青年館へ。 今日は隣の国立競技場で高校サッカーの決勝が行われていた。 青年館に向かう時にちょうど両校の応援団が続々とバスから降りてきていました。 さて、安蘭けいと遠野あすかのトップコンビのプレ御披露目のこの公演。 先に行われた大阪公演ではとうこちゃん(安蘭けい)の声の調子がかなり悪く、歌も他の人に替わったりしていたらしい。 東京で治っているか心配だったんだけど、全然問題なくとうこちゃんの歌を堪能できました。 ヘイズコードは、スクリューボールコメディというジャンルのコメディらしい。 とうこちゃん主演というと花吹雪恋吹雪での石川五右衛門とか、巌流での佐々木小次郎とか、龍星での中国皇帝とか。 アジア系時代物ってイメージがあるんだけど(まぁ、雨に唄えばのドン・ロックウッドもあったけどね)。 今回はスーツ物。 もうねぇ〜タップ踏ませたら凄いね。 カラっとした雰囲気を醸し出せるし、似合いすぎ。 また、これぞアテガキという位性格的にも似合っている役を書いてもらっていて、とうこちゃんの魅力満載でした。 チケット取れなくてねぇ〜。結局ヤフオクで入手したんだけど、落札して良かったよ。本当に。 相手役のあすかちゃん(遠野あすか)は、舞台で観るのは初めてでした。 東京でしかほぼ観ないから、コパ・カバーナも観ていないし、花組は苦手な組なので花組時代にも観ていないし…。 歌も上手いし芝居も的確で本当に安心して観ていられました。 星組の娘役が大熱演して(怪演…?)いても埋もれることなくヒロインでしたもん。 ストーリーは出会いからお互いが惹かれていく所の段階が脚本も主役2人の演技も自然で破綻無く。 (破綻が無い事に安心しなきゃイケナイって…) とよこちゃん(涼紫央)所有のクラブの名前が「ハレルヤ」で「HallelujahGO! GO!」(←現在宝塚バウホールで公演中の星組公演のタイトル)なんてセリフが出てきたり。 みなみちゃん(南海まり)の唇の色がさくらで妖しいまでに美しいとか(←御披露目公演の日本物ショーのタイトルにかけてます)。 劇中で撮影している映画のタイトルがシークレット・ハンター(←御披露目公演のお芝居のタイトル)だったりとか。 そういう細かい所が面白い。 娘役はコトコト(琴まりえ)もみなみちゃんも目立ってたし、ゆずみさん(万里柚美)は相変わらずキレイだし。 エレナさん(星風エレナ)はぶっ飛んでるし(褒めてます)。 男役はねぇ、とよこちゃんが結構良かった。 ボンボンの息子役って本当似合うね 憧れがシメさん(紫苑ゆう)らしいけど、それが表現できていて良かったんじゃないかと。 センターで踊っていた時とかのキザり具合も良かったし。 次の大劇場公演のポスターだと、下級生の柚希礼音がどう見ても2番手なのだけど、ショーで1場面位男役率いてセンターで場面持って活躍して欲しいなぁと思った。 そうそう。番手と言えばしいちゃん(立樹遥)とすずみんの位置が微妙にぼかされていたような…。 ダンスの場面はすずみんがセンター取ってたように見えたけど、最後の並びはしいちゃんが2番手位置。 2人とも路線としてはちょっと厳しいのかもしれないけど、場面を率いられる上級生スターとして末永く活躍して欲しいです。 男役は中堅どころの退団があったからか、今までよりも下級生にも目立つ役が振られていた感じがします。 えりちゃん(麻尋しゅん)は、映画の主役の役だけど、本番のシーンで自分が演じるのと同じ場面をリハーサルシーンでとうこちゃんが演じていて。 2人とも歌は上手いんだけど、魅せ方とか表現力(歌だけじゃなくて)はやはりとうこちゃんに一日の長があるので、とうこちゃんの場面を見て吸収していって欲しいなぁ〜と思います。 まだ、下級生だしね。 デュエットダンスがタップだったんだけど、軽やかで御披露目コンビの初々しさもあって良かったです あと、背中合わせで左右にチクタク動くところも、背中合わせだからお互いが見えていない筈なので左右の動きがきっちり揃っていて息もピッタリ 2人とも芸達者でがっつり組んでいるんだけど(丁々発止って感じ)、御披露目の初々しさもあってかなり良い舞台でした。 リピートしたかったなぁ…。 脚本も結構良かったと思うし。 御披露目公演が楽しみです。 |