星の見えなかった夜 |
2006年07月11日(火) |
|
大好きな、大好きだった親友が幸せそうにしているのが、憎らしいだなんて。 どうかしてる。 どうかしてるのは分かってる。
妬ましかっただけだ。 ただ悔しくて、それから悲しかっただけだ。 あの子を取られたことが。 あたしには分からないことがあったことが。 あたしにはできないことがあったことが。 変わりつつある現実に、あたしの居場所がもうなかったことが。
あたしの居場所が、もうなかったこと。 それが、笑っちゃうくらい寂しかったことが。
あたしより幸せそうにしているのが憎らしい。
誰よりも、誰よりも幸せになってほしかったはずなのに。
|
|