ジョージ北峰の日記
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2020年09月21日(月) 武士道精神と政治家の靖国参拝

 つい最近、、安倍元総理大臣が靖国神社に参拝されたとの報道がありました。海外の人々には、A級戦犯が葬られている神社に日本の政治家が参拝されることに抵抗を感じられる方が多数いらっしゃるようですが、日本人にとっては、それは単なる普通の儀礼と知って下さい。

 昔から、敵として戦っていた大将同士が戦争している最中でも、相手が戦場で亡くなられた時は、それなりの敬意を表するすることがありました。

 日本人の心の中には、無意識の中に、亡くなると、人は仏になると考える信仰があるのです。
 どんな罪人も善人も死ねば、皆、同じ仏になると信じているのです。
 亡くなられた方々の間には差別はなくなるのです。

 日本のリーダーとして戦い、戦犯として裁かれ、亡くなられたA級戦犯の方々に対して、同じような感情を抱く政治家が日本には少なからずおられるのです。
 これは、日本の武士道の礼賛ではないことを知って下さい。

 日本には、古来武士道精神があります(海外の方々には理解しがたい精神かもしれません)。

 武士道精神は日本人の心の奥深くに存在していて、宗教に対する信仰よりも、もっと強い、崇高な精神と考えています。

、武士道精神は日本人全体が共有していますが、しかし、その精神を皆が体現出来るわけではありません。
 自己の言動に対して死をかけうる精神の有無が問われるのですからーーー。

 しかし、少なくとも日本の政治家はそのような武士道精神を体現できる人であってほしいと願っています。

 第二次世界大戦で日本はあれほどの惨敗をきっしました。あれほどの人々を死に追いやりました。
 あの戦争の是非をあの人達に問いませんが、
 ただ日本人として最後に、潔い武士道精神を発揮してほしかったと考えています。
 
 そうすればわれわれ日本人も、スッキリした気分で彼らを受け入れることが出来たと思っています。

 日本人として、尚、彼らを立派な日本の政治家として、リーダーだったとして100%認めているわけではありません。


ジョージ北峰 |MAIL