与太郎文庫
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2022年04月22日(金)  聴く観る読む 〜 Listening, Watching and Reading 〜


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│ adlib/20220422

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│ https://booklog.jp/users/awalibrary/
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│ https://twilog.org/awalibrary
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 聴く観る読む 〜 Listening, Watching and Reading 〜
 
〔Quora〕
 
♀Ohara, Chiaki 大学講師 (1993- ) 回答日時:20220204 関連
 
…… クラシック音楽(例オーケストラ)で同じ楽譜を使っていながら、
熱い、暖かい、冷たい感じや雰囲気のある演奏って、どうやって生まれ
るのでしょうか?
 ドイツの音楽大学で伴奏専門の講師をしております。楽譜というのは、
実に実に大雑把なメモに近いものと思っていただきたいです。
 クレッシェンド、つまり音量を上げて下さいという指示なのですが、
どこまで上げるのかは現在までの記譜法では書けないという例を一つあ
げるだけでもその大雑把の度合いがご理解頂けるのでは、と思います。
 せいぜい音の高低、長さがある程度読み取れる程度です。ある一つの
音をとっても和声のなかで、長3度(長調)は狭く音程をとり、短3度(短
調)は広くとるのですが、それも書けないです。
 
 伴奏者がソロの人にま、言ってみれば合いの手を入れるようなタイミ
ングもちょっとはやめ、きっちり時間通り、ちょっと遅めと100通りぐ
らいの可能性があってそのタイミングで曲想も変化するわけです。その
時に一番いい間合いで合いの手を入れることに私なぞは命をかけており
ます、楽譜はその時何もたすけてはくれない、のです。
 
 役者さんたちが台本を読んでそれなりに作者の意図を理解して演技を
行う事と、多分重なるのでは?!
 
 閲覧数:290回14件の高評価を見る
 吉田 昌史さんがリクエストした回答
 
https://jp.quora.com/%E3%83%A2%E3%83%BC%E3%83%84%E3%82%A1%E3%83%AB%E3%83%88%E3%81%AE%E6%A5%BD%E6%9B%B2%E3%81%8C%E7%9F%A5%E8%82%B2%E3%81%AB%E8%89%AF%E3%81%84%E3%81%A8%E3%81%84%E3%81%86%E3%81%AE%E3%81%AF%E6%9C%AC%E5%BD%93%E3%81%A7
 
〔hatena〕
 
…… 「シューベルトの手(の大きさ)は、わかりませんか」
「かれは、おそらく頭で譜面を書いていますね。自分の曲を、悪魔に弾
かせろ、といったくらいですから」「伴奏譜も、そうですか」
「しばしばね。だから、わたしは悪魔にならなくてはいけない」
https://tx696ditjpdl.blog.fc2.com/blog-entry-1961.html
 いそがしい指 〜 小林 道夫リサイタルのあとで 〜(19710217)
 
 わたしは、高校三年目から約二年かけて、24人の小管弦楽団を創設、
当時コピー機がなく、ポケットスコアから、すべて写譜・編曲しました。
 64年前《エグモント序曲》を指揮した録音を、いまでも聴いています。
 
 三拍子は、正三角形ではなく、さまざまな音型・長短・強弱があり、
しばしば不規則に組合せながら、クライマックスに導くのが肝要です。
 せっかく十本の指があるのに、どうして指揮棒一本だけ握るのか?
 
https://booklog.jp/users/awalibrary?keyword=%E6%8C%87%E6%8F%AE&display=front
 以下“指揮”に言及した最近5年間(20170312-20210406)のツイート。
https://twilog.org/awalibrary/search?word=%E6%8C%87%E6%8F%AE&ao=a
 |
…… 指揮は振りすぎず、絵画は描きすぎず、文章は語りすぎない。
 振ってから音が出るのか、音と同時に振るのか、音に合せて振るか?
(カラヤンは振ってから、コントラバスが遅れて鳴るように指揮した)
 
 オーケストラの指揮者は、自分勝手なリズムや強弱を強いたりしない。
 もちろん、出てくる音に合わせて棒を振ることもしない。
 聴衆に後姿を見せることに快感があるわけではない。
 
http://www.enpitu.ne.jp/usr8/bin/day?id=87518&pg=20100615
 エグモント年譜 〜 ゲーテとベートーヴェンの運命 〜
http://www.enpitu.ne.jp/usr8/bin/day?id=87518&pg=19980124
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…… ⦅エグモント⦆は誰が振っても“渾身の力演”に聴え、わたしも
高校時代に振りました。小澤さんは、何を振っても“渾身”に見えます。
https://q.hatena.ne.jp/1624086192(20210619 16:03:12)
 
〔hatena〕
 
 面白い本とは、なんぞな? 知っているだけで書く本とは違う、体が
できて感動した本が知りたいのだ。出版危機じゃ。
 
https://q.hatena.ne.jp/1650543686#a1279445(No.1 20220422 08:54:14)
 
http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/4907244290
 わたしは、十歳のころ、病床で《宝島》を読みかけ、自分ならもっと
面白く書けると考え、創作に着手したものの、すぐに挫折してしまった。
https://www.facebook.com/masatoshi.awa.1/posts/3237020643244693
 
https://q.hatena.ne.jp/1609769243#c304137(20210127 04:47:59)
…… 廿歳のころ映画で観て、すぐに文庫本を買って読んだ。いつか、
ほんとうに絶望したら、もういちど読もうと思った。── 《老人と海》
http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/B00005HD1X
 
https://booklog.jp/users/awalibrary?keyword=%E3%80%8A%E3%83%AD%E3%83%93%E3%83%B3%E3%82%BD%E3%83%B3&display=front
 四十歳のころ、長男に買ってきた漂流記に感動し、くまなく精読した。
 ロビンソンとガリヴァを読まずに死ねるか! ── 九月丗日の架空暦。
http://www.enpitu.ne.jp/usr8/bin/day?id=87518&pg=19920930
 
 八十余歳を過ぎ、どうしても読んでおきたい作品もある。だが十五歳
の頃から書きつづける自伝が、なかなか終わらない。── 《虚々日々》
http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/4102106014
…… 世界初の、タイプライター小説。── 《トム・ソーヤーの冒険》
 
〔pax Americana〕
 
http://www.enpitu.ne.jp/usr8/bin/day?id=87518&pg=19100421
 水深二尋 〜 Twain, Mark 18351130 America 19100421 74 / 〜
http://www.enpitu.ne.jp/usr8/bin/search?idst=87518&key=%A5%DE%A1%BC%A5%AF%A1%A6%A5%C8%A5%A6%A5%A7%A5%A4%A5%F3
 
>>
 ハックルベリー・フィン
 主人公。前作『トム・ソーヤの冒険』で泥棒たちが洞穴に隠した金を
発見し、街の金持ちダグラス未亡人の養子になっている。暴力的な父親
に拉致されるが、首尾よく逃げ出し、ワトソンの使用人の黒人ジムと出
会い、共に川を下っていく。
 
 ダグラス
 未亡人。ハックを養子にする。
 
 ワトソン
 ダグラスの妹。ジムの所有者。
 
 ジム
 ワトソンが所有していた黒人の大男。オーリアンズに売られそうにな
り、逃げ出してハックに出会い、冒険を共にする。
 
 トム・ソーヤ
 前作『トム・ソーヤの冒険』の主人公。ハックの親友。
 
 サッチャー
 判事。ハックの財産を管理し、一日一ドルずつ渡している。
 
 ハックの父親
 ハックのことを殴りながら生活していた酒飲みの父親。ハックが財産
を手に入れたことを知ると、その金を使う権利を得るために一年ぶりに
姿を現す。
 
 公爵
 ハックとジムの旅の途中で出会った三十歳くらいの男。落ちぶれた公
爵のふりをしている。
 
 王様
 ハックの旅の途中で出会った七十才くらいの老人。公爵が自分を「公
爵」と偽るのを見て、王様と名乗る。
 
 サイラス・フェルプス
 ジムを買い取った老人。トム・ソーヤの叔父。
 
 サリー叔母さん
 サイラス・フェルプスの妻。トム・ソーヤの叔母。
 
 『ハックルベリー・フィンの冒険』のあらすじ
 
 前作『トム・ソーヤの冒険』で、ハックルベリー・フィンとトム・ソー
ヤは、泥棒たちが洞穴に隠した大金を発見し、それを分け合いました。
ハックはその金を判事のサッチャーに預けて一日一ドルずつ受け取り、
町に住む未亡人ダグラスの養子になり、その妹のワトソンと三人での生
活を始めました。しかし、ハックに財産ができたということを知った酒
飲みの父親が一年ぶりに姿を現し、ハックを拉致して監禁してしまいま
した。
 隙を見て父親の元から逃げ出したハックは、ダグラスやワトソンとの
上品で窮屈な生活に戻るのも嫌で、自分が殺されたように見せかけ、筏
に乗って逃亡を図りました。
 川の中にある島で野宿をしていたハックは、ワトソンの使用人で、売
られそうになって逃げてきた黒人奴隷のジムと出会いました。二人は共
に旅立ち、奴隷制度のない自由州を目指しました。
 難破船で悪党たちの金品を盗み出したり、名家同士の宿恨に巻き込ま
れたりしながら二人は旅を続け、「公爵」と「王様」と名乗る二人の男
に出会いました。公爵と王様は詐欺師で、しばらくはハックとジムとと
もに各地の人々を騙しながら生活していましたが、金に困るとジムを売
りつけてしまいました。
 ジムを買ったのがサイラス・フェルプスという男だと知ったハックは、
しばらくぶりに訪れてきた、サイラスの妻サリーの甥のふりをしてその
家に入りました。自分がなりすましていたサリーの甥が、偶然にも友人
のトム・ソーヤであると知ったハックは、その後訪れてきたトムととも
に、ジムを奪還する作戦を練りました。
 脱獄の本を読んでいたトムの遊び心によって、大掛かりな犯罪に仕立
て上げられたジムの奪還は成功しました。しかし、ジムを奪おうとする
恐ろしい犯罪集団が潜んでいると思い込んだフェルプスとサリーは、そ
の犯罪集団に対抗するために多くの人を呼んでおり、そのうちの一人に
よってトムは足を撃たれてしまいました。
 
 トムの治療のために逃げ出すことを拒否したジムは、人々に見つかり、
捕まってしまいました。しかし二ヶ月前に死んだワトソンが、遺言でジ
ムを自由にしており、これが知れ渡ると、ジムは解放されました。
 ジムの奪還に成功したハックは、新しい冒険を探し始めました。
 
 作品の概要と管理人の感想
 
 『ハックリベリー・フィンの冒険』は、一八八五年に発表されたマー
ク・トウェインの長編小説です。『トム・ソーヤの冒険』の続編で、ア
メリカで最も偉大な作品のうちの一つと言われています。
 マーク・トウェイン(本名サミュエル・クレメンズ)は、四歳の頃に
黒人奴隷とともにミシシッピ川沿いの街ハンニバルに移り住み、若くし
て蒸気船の水先人として働き始めました。ハックルベリー・フィンが作
中で旅をするミシシッピ川の描写は、幼いころに彼が見た経験をもとに
書かれています。
 主人公のハックルベリー・フィンが、詐欺師たちによって売られてし
まった黒人のジムを、トム・ソーヤとともに奪い返すという少年向きの
内容でありながら、アメリカにおける黒人奴隷制度という問題に光を投
げかける作品ともなっています。
 アメリカ南部では、南北戦争終結の一八六五年まで、黒人奴隷を合法
的に所有することが許されており、黒人が逃亡することは犯罪でした。
この作品が発表されたのは、奴隷制度廃止後の一八八五年ですが、舞台
設定はそれより四十から五十年前の、奴隷制度廃止前の話です。
 教育を受けていない黒人のジムは、古い因習や迷信に囚われながらも、
善良な心を持ち、自分を導いてくれるハックルベリー・フィンに全幅の
信頼を置き、協力します。「宿なし」とはいえ、白人社会の中で成長し
てきたハックルベリー・フィンは、黒人奴隷の逃亡を手伝ったことで罪
の意識に囚われながら旅を続けます。ジムの黒人奴隷特有の考え方に嫌
気がさして、訴えようと決心することもありますが、自分を信じ続けて
いるジムを訴えることができずに旅を続けていきます。ハックにとって
は、ジムを訴える事は白人社会に対する善であり、共に旅を続けること
はジムという一人の人間に対する善なのです。黒人奴隷の逃亡に関われ
ば自らも罪に問われるハックがジムを訴え出なかったことは、奴隷制度
という古い法律を遵守し続ける社会に対し、一人の少年の人間に対する
愛が打ち勝ったということを意味しているのではないでしょうか。
 マーク・トウェインは、奴隷制度廃止論者で、黒人奴隷の解放を支持
する立場をとっていました。自分の息子に暴力を働き、財産を奪い取ろ
うとする父親を始めとして、名家同士で意味のない殺し合いをするグレ
ンジャーフォード家とシェファードソン家、詐欺を働きながら旅をする
王様と公爵など、彼の書く白人社会は、愚かで暴力的で、欲にまみれて
います。(もちろん、ここに描かれている白人社会は、デフォルメされ
たものであり、当時の全ての白人が愚かで、全ての黒人が善良であった
ということはあり得ません。)
 しかし、ハックルベリー・フィンは、白人社会のはみ出し者であるが
ゆえに、人間の心を持ってジムに接することができるのです。そして、
自分を人間として扱ってくれるハックに対し、ジムも人間らしい心を持っ
て応じます。この二人の友情が成立するということは、現代に生きてい
る私たちには理解できないほど難しいことだったのでしょう。年齢も立
場も異なる人間同士が、社会的な常識にとらわれることなく、お互いを
人間として接している事こそが、この作品が二百年近くにわたって愛さ
れ続けている理由なのかもしれません。
 
https://bungakublog.com/marktwain-huckleberryfinn-top
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 YMDay(20220829)last up dated.


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