与太郎文庫
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2017年06月17日(土)  百科自署 〜 わたし自身のための辞書 〜

 
http://d.hatena.ne.jp/adlib/20170617
 Ex libris Web Library;九十九里浜 http://www.dahic.net/kujuukuri-sea.jpg
…… 百里の道は九十九里をもって半ばとす。── 《戦国策》秦策・武王から
 
〔1〕 老婆の急日 〜 目黒のカステラ、長崎のさんま 〜
 
「おーい、お茶」「いま王女が挨拶しているので、すぐ終ります」
「なんだ、ローマの休日か。いったん止めればいいじゃないか」
「でも、いいとこなんだから」
 
 麦茶といえば、ウーロン茶が出る。コーラというと、ペプシが出る。
 サイダーといえば、あやしげなスポーツ・ドリンクがでる。
 いつのまにか、わが家の冷蔵庫は田舎の食堂と同じになっていた。
 
…… 3月28日は「三ツ矢サイダー」の日。三ツ矢サイダーとコカコーラ、
あなたはどっち? (アサヒ飲料が制定「み(3)つ(2)や(8)」の語呂合せ)
http://www.konnahi.com/content/category/224/
 
〔2〕 声の記録 〜 もっと唄っておけばよかった 〜
 
(昨年)カッパ君との電話で「作曲は簡単みたいだね。練習も要らんし、
楽譜に書きこむだけで、うまくいけば3分で歴史に残る」と思い立った。
 実際に思いついたメロディを、五線紙に書いてみると、どこもかしこ
も(いつかどこかで)聞いた傑作の断片ばかりだった(だめだこりゃ)。
 
https://twitter.com/awalibrary/status/875493954560565249
 
 昨夜浴槽で、チャイコフスキー《ヴァイオリン協奏曲》のメロディで
シナトラの《マイ・ウェイ》を唄ってみた。どうも喉の調子がよくない。
 ハンスリックが酷評し、巌本 真理さんも嫌いだったそうだ。
 
── 山口 玲子《巌本真理 生きる意味 19840415 新潮社》P162
http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/4103354038
http://d.hatena.ne.jp/adlib/19790612
 
…… 《巌本真理弦楽四重奏団 19780127 山陽コンサートホール》
 この夜(吉藤氏と -22:15 レストラン西川で)楽屋に表敬して、再会
する予定だったが。いまもし再会できたら、彼女の意見を聴いてみたい。
 
《My way 1969‥‥》Anka,Paul 詞/Francois,Claude 曲/Sinatra,Frank 唱
http://d.hatena.ne.jp/adlib/20080303
 誰も唱ってはならぬ 〜 Catari & My way 〜
 
〔3〕 三振法 〜 One strike, strike two, three out 〜
 
医師「このあと三回検査して、一ヶ月半ほど入院を要する可能性があります」
患者「わたしは24時間パソコンを接続していますが入院中も可能ですか」
医師「わたしは、そこに勤務した経験がないので、問合せてください」
 
 わたしを知る、すべての人々に告ぐ。
(さきごろ田村くんに言ったように)わたしを嫌いな者は数十人いたはずだ。
 このうち、話す機会を得た者がいて、約二十人に減った。
 
 わたしが嫌いになった者も、生涯を通じて、数人に増えた。
 人生の終幕にきて、わたしは彼らを、すべて許したいと思う。
 その上で、彼らの為したことは、すべて記すべきだと思う。
 
http://d.hatena.ne.jp/adlib/19100907 トルストイからガンディーへ
 糸を紡ぐガンジー 〜 アダムが紡いで、イブが撮った 〜
http://d.hatena.ne.jp/adlib/19480130
 
〔4〕 百科自伝 〜 人はそれぞれの辞書を書きつづける 〜
 
 約一年前から、すべての雑稿(公開・非公開)断片の名寄せを始めた。
 誰もが試みる五十音順は、JIS順に如かず、JIS順はABC順に
及ばない。普通名詞と固有名詞の区別も、検索手順において意味がない。
 
 永年の逡巡を経て、最後に辿りついたが、一年も集中すれば、全容が
見えてくる(ほとんどの作業は、全容を捉えないうちに頓挫・挫折する)。
 現時点で「H」と「S」の項目が 15000 KB に達している。
 
 現在の総容量は 1.5 TBだが、ここまでくると、日々の作業に身が入り、
体調に無理が重なった。気の利いたことを書かなくても、いままでどこ
かに書きとめてあれば、いずれ合成されて、理が通るようになった。
 
 文学を、創作とか情緒だと緩くみるのではなく、走り書きの電報だと
考えれば、無駄な修辞法から開放されるのではないか。
 短編を連ねて長編とするよりも、断片を連ねても長編に仕立てあがる。
 
──「人は、それぞれ《人生》という題名の長編を書いている」あるいは
「誰もが人生という題名の長編を書いている。── シェーファー万年筆」
http://d.hatena.ne.jp/adlib/19971220 その男、伊丹 十三の謎
 
〔5〕 苦渋苦理 〜 中学時代に構想した自伝 〜
 
…… この書物の全体が一つのながい議論なのであるから、主要な事実
と推論とを簡単に要約しておくことが、読者のためにつごうよいであろ
うと思う。(第一四章 要約と結論 1859)
── ダーウィン/八杉 竜一・訳《種の起源(下)19791220 岩波文庫》P185
 
 プルーストが貼りつけるバラバラの紙片を、家政婦は“パブロール”
(Paperoles)と命名していた。〜《A la recherchedu temps perdu》
 走り書きのメモは、パソコン内では図表となって増殖するのである。
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 晩年の与太郎は、バルザックの“人間喜劇”をイメージしている。
 自伝体系として《虚々日々》《去々日々》《伊甲遍路》《双竜外伝》
などの四部作(各256頁)を想定している。
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 長年フランス文学を講じてきた山本邦彦(奈良女子大学教授)君から
みると、摩訶不思議で鼻持ちならない趣向に見えるらしい。
 プルーストに対するジードの視点だと解釈すれば光栄きわまりないが。
 
http://d.hatena.ne.jp/adlib/20060131 献辞 〜 抜刷解題 〜
 
…… わたしの自伝に、高校文芸部の俊才二人の作品を転載したところ、
仏文学のプロフェッサーは難色を示しましたが、おなじ仏文出身のTV
プロデューサーは自信作だった、と謝意を伝えてきました。
http://q.hatena.ne.jp/1455648105#a1254799(No.1 20160222 05:41:36)
 

http://twitter.com/awalibrary
http://twilog.org/awalibrary(ツイログ検索)
http://booklog.jp/users/awalibrary(書籍目録)
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http://q.hatena.ne.jp/adlib/(はてなQ&A)
http://d.hatena.ne.jp/adlib+bilda/(準公開)
http://chiebukuro.yahoo.co.jp/my/myspace_note.php?writer=gswyn755
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http://www.enpitu.ne.jp/usr8/bin/list?id=87518&pg=000000
http://www.enpitu.ne.jp/usr8/bin/day?id=87518&pg=20170617
http://www.enpitu.ne.jp/tool/edit.html(与太郎文庫)

 
(20170618)
 
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