与太郎文庫
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2011年09月18日(日)  夢重夜 〜 悪夢は断続する 〜

 
http://d.hatena.ne.jp/adlib/20110918
http://www.enpitu.ne.jp/usr8/bin/list?id=87518&pg=000000
http://www.enpitu.ne.jp/tool/edit.html
 
http://www.enpitu.ne.jp/usr8/bin/day?id=87518&pg=20110918
 Ex libris Awa Library;Foster 夢路より(写譜)
http://d.hatena.ne.jp/adlib/19551001 学生愛唱歌集
 
 むかし、晴雄くんの結婚披露宴の招待に、断わり状を書いた。
「貴君を、わたしの披露宴に招かなかったから」という理不尽な理由で。
 それなら、結婚後に知合った友人の慶事には参加できないことになる。
 
 その後、邦夫くんが忠彦くんのメール・アドレスを知らせてきた折に
「晴雄くんは離婚された」という(他人あての)文面が目に止まった。
 忠彦くんに再会したとき、さりげなく確かめたら、正しかった。
 
 つまり、与太郎が披露宴に列席した友人は、誰も離婚していない。
 ただし、晴雄くんの写真入り年賀状などを製作したおぼえがある。
 数日来の断続夢では“再婚披露宴”の招待状を依頼されたらしい。
 
 彼のリクエストか、与太郎の思いつきか、ガリ版印刷を引きうけた。
 いまどき孔版印刷など、忘れられていて、みんな面白がるはずだ。
 いよいよ取りかかるにあたって、確認すべき事柄に気づいた。
 
 忠彦くんに電話して、新婦の旧姓(寺田だったか)を確かめる。
 すると忠彦くんは、うすら笑いするような口調で、教えてくれた。
 そして、こう付けくわえたのだ。
 
「ところで、披露宴は明日ですよね。その招待状は間に合いませんね」
 与太郎は、愕然としながらも、平静を装って電話を切った。
 いちばん重要な、日付が迫っていたことを失念していたのである。
 
 さらに、そのことを隠蔽する口実を、瞬時にして思いうかべたのだ。
 たとえば、そもそも注文を受けていなかった。あるいは、ジョークと
して引受けたので、その当日に到着するのも趣向のうちだ……などなど。
 
 この夢には、いくつか思いあたる前例がある。ベラミ同窓会の案内状
(五百数十通)の中で(靖夫くんには)当日の朝に届いたそうだ。
 まさかとは思うが、幹事の敏男くんが伝えたのを、聞きながしている。
 
 与太郎の人生で、遅刻こそは、しばしば痛恨の極みとなった。
 授業や勤務よりも、重要な約束において支障をきたしたケースが多い。
(通夫くんも、つぎのような悪夢を告白している)
 
── 期末試験を受けに明徳館へ行ったら、もう終わっていて青くなっ
ている、という夢をよく見るのですが、これはなぜでしょう?
http://d.hatena.ne.jp/adlib/19950301 ワカバヤシ・ミチオ
 
http://www.enpitu.ne.jp/usr8/bin/search?idst=87518&key=%CC%B4%BD%BD
 ↑夢十 ↓夢づくし
http://www.enpitu.ne.jp/usr8/bin/search?idst=87518&key=%CC%B4%A4%C5%A4%AF%A4%B7
 
http://www.enpitu.ne.jp/usr8/bin/search?idst=87518&key=%B9%A6%C8%C7
 ↑孔版 ↓ガリ版
http://www.enpitu.ne.jp/usr8/bin/search?idst=87518&key=%A5%AC%A5%EA%C8%C7
 
── 《Beautiful Dreamer 1862‥‥ America》
 Foster, Stephen Collins 18260704 America 18640113 37 /孤独死
http://d.hatena.ne.jp/adlib/19920704 七月四日の米日列伝
 
(20110918)
 


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