与太郎文庫
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2008年10月31日(金) |
考える人々 〜 コラムニストの典雅な一日 〜 |
http://d.hatena.ne.jp/adlib/20081031 06:00 起床。顔を洗って歯をみがく。 06:30 テレビ・ニュースを見ながら、朝食をとる。 07:00 新聞をひろげ、自分の記事や他社の論説を読みくらべる。 07:30 カバンを持って家を出る。 08:00 バス停で、近所の人に挨拶される。 08:30 電車の中で、新書やベストセラーを斜め読む。 09:00 出社。運ばれた名入りの湯呑で茶を飲む。 09:30 メールや投書を一瞥し、いずれもゴミ箱に捨てる。 10:00 会議が始まる。耳そうじと爪みがきをすませる。 10:30 電話で(ゴルフなど)不急の用件を打ちあわせる。 11:00 同窓生の社長を昼食に誘う。 11:30 彼の部下の娘の披露宴(来月)で、スピーチを頼まれる。 12:00 四川料理店で、極上のランチを馳走にあずかる。 12:30 ホテルの喫茶室で、昔話・噂話・雑談をする。 13:00 社に戻って、月刊誌などを読みかじる。 13:30 読みながら、数分ばかり仮眠する。 14:00 廊下を通りかかった(出入りの)作家を呼びとめる。 14:30 最近だした本について、あらましを聞きかじる。 15:00 三時のおやつ(出張帰りの部下の土産)が配られる。 15:30 さっきの作家が置いていった本を眺めてみる。 16:00 資料室に出かけて「この本を、誰々が読んだか」たずねる。 16:30 若い記者が一人、さいきん借りだした形跡がある。 17:00 エレベーターで乗りあわせた女子社員を、からかってしまう。 17:30 さっきの作家に電話して「焼き鳥でもどうだい?」と誘いだす。 18:00 駅前の屋台で、さっきの本のサワリを、もういちど語らせる。 18:30 作家は、引用に期待して、屋台の勘定まで奮発した。 19:00 ついでに「面白い店を知ってますので、ご案内します」と云う。 19:30 「ありがとう、今夜は帰って読むことにしょう」と別れる。 20:00 いつものスナックに寄って、常連客のカラオケを聴く。 20:30 客たちは、ママにならって“センセイ”と呼んでくれる。 21:00 この店の勘定は、かれこれ数年前から払ったことがない。 21:30 どこかの商店主が「お近づきのシルシに」払ってくれるそうだ。 22:00 そのハゲは、ママと怪しいが、ドーセならおたがいさまだ。 22:30 数年前までは数件ハシゴしたが、このごろは体力がおちた。 23:00 いつものタクシーを呼んで、まっすぐ帰る。 23:30 さっきの作家の話を、思いだしながら500字にまとめよう。 24:00 社用箋と2Bエンピツを風呂場に持ちこむ。 24:30 風呂から上がると、すぐに眠入ってしまった。 25:00 寺田寅彦の夢を見る。なんだか不機嫌だが、ドーデモいいや。 ──「『ドーデモイイ』という解決法のある事に気の付かぬ人がある」 http://q.hatena.ne.jp/1224895539#a865784 伝承系譜 〜 読みかじりから聞きかじりへ 〜 ── 「どーでもいーいですよー」「気分のほうが乗ってきたので歌を 歌いたいと思います。どうでもいい歌、きいてください(だいたひかる)」 http://d.hatena.ne.jp/adlib/20080727 ランキンぐぅ 〜 笑える十三人の女性芸人 〜 ── すべてを疑うか、すべてを信ずるかは、二つとも都合のよい解決 法である、どちらでも我々は反省しないですむからである。 ── ポアンカレ/河野 伊三郎・訳《科学と仮説(改版版)195901‥ 岩波文庫》 ……《ことばの花束 19841217 岩波文庫》P74-75 ── 寅彦はいわゆる「理系」でありながら文学など文系の事象に造詣 が深く、科学と文学を調和させた随筆(略)を通じて文系と理系の融合 を試みているという観点からの再評価も高まっている。──(Wikipedia) http://oshiete1.goo.ne.jp/qa4414777.html 理系文学 vs 文系理学 ↓「天災は忘れた頃にやってくる」の典拠。 ── 天災がきわめてまれにしか起こらないで、ちょうど人間が前車の 顛覆を忘れたころにそろそろ後車を引き出すようになるからであろう。 ── 寺田 寅彦《天災と国防 193411‥ 経済往来》 コラムニストさま 〜 心が変われば世界は輝く 〜 http://d.hatena.ne.jp/adlib/19990603 色覚異常 (20081031-1101)
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