与太郎文庫
DiaryINDEX|past|will
2007年10月30日(火) |
点前・自前・左前 〜 茶室の男たち 〜 |
http://d.hatena.ne.jp/adlib/20071030 行きつけの店に、数人の黒羽織が群れていると、ゲンナリしたものだ。 茶人は、そもそも遊び人なので、同じ酒場に通うにも、一週間あいだ を空けるそうだ(1965年ころの伝聞による)。 ── あぐら姿でお点前が楽しめる茶道具一式を、京都の茶道裏千家の 16代家元、千宗室さん(50)が考案した。名付けて「座礼棚(ざれ いだな)」。文明開化の明治初めに11代家元が西洋式でも楽しめるよ うにと、テーブルといすの「立礼(りゅうれい)式」を考案したのに次 ぐ試み。あぐらでの点前は千利休以来の歴史でも初めてという。 座礼棚は組み立て式で、炉や水指を置く部分と点前をする部分からな る。黒漆塗りの桐(きり)製と、洋間に似合う半透明のアクリル製の2 種類があり、座布団と客卓を組み合わせた。座布団は安定した前傾姿勢 を保ちながら、楽に点前ができるよう、やや硬めのウレタンを素材に用 い、なだらかな傾斜をつけた。 「正座をせずに気軽にできる点前はないか」と、友人たちから言われ た宗室さんが、10年ほど前から試行錯誤を繰り返してきた。「生活様 式が変わって正座をする機会が減った今、正座の苦手な人や足の悪いお 年寄りにも気楽に伝統文化に触れていただくきっかけになれば」と話す。 座礼棚は希望があれば、一式15万円程度で販売するという。 ── 《あぐら姿でお点前いかが 裏千家が考案 20070510 朝日新聞》
千 玄室 裏千家家元15 19230419 京都 /塩月 弥栄子の弟/登三子の夫/玄黙宗室16の父 千 宗室 裏千家家元16 19560607 京都 /三笠宮崇仁親王の次女容子(まさこ)の夫 千 明史 詩人 19841110 京都 /玄黙宗室16の長男/〜《chori 200609‥ 青幻舎》 ──────────────────────────────── 堀部 公允 炭屋旅館主人 1925‥‥ 京都 20040420 78 /裏千家玉兎庵 黒川 紀章 建築工学 19340408 愛知 20071012 73 /若尾 文子の後夫 猿橋 望 NOVA社長 19510912 岸和田 /20071026会社更生法申請/1981創業/失踪
── 左前(ひだりまえ)1 相手から見て、左の衽(おくみ)を上に出し て和服を着ること。普通の着方と反対で、死者の装束に用いる。ただし、 女性の洋服類は左前に仕立てる。2 運が傾くこと。経済的に苦しくなる こと。左向き。「家業が―になる」── (大辞泉) ── 茶室、ミニバー、高級家具……。NOVAの保全管理人の東畠弁 護士は30日、大阪市浪速区の20階建てビル最上階にあるNOVAの 社長室を報道陣に初めて公開した。広さは約330平方メートル。猿橋 (さはし)前社長が約6000万円をかけて作らせたといい、東畠弁護 士は「会社を私物化していた証しだ」と厳しく批判した。 http://www.asahi.com/national/update/1030/images/OSK200710300087.jpg http://www.asahi.com/national/update/1030/OSK200710300072.html 「さるはし」と名乗っていた時もあるが、最近は「さはし」と名乗る。 ── 《近未来のつくり方 20050407 東洋経済新報社》ISBN 4492042288 〜 2010年から今を考えるタイムスリップ発想のすすめ 〜) 「お茶の間留学」の次の一手は? 超異文化交流企業NOVAのトップが、 欧州放浪を経て起業した自らの体験をベースに語る、「自己実現の方法」 と「近未来発想術」のすべて ── (Wikipedia) http://q.hatena.ne.jp/1190713955#a762813 密室文化 〜 許されざる贅のきわみ 〜 http://d.hatena.ne.jp/adlib/19970316 すれちがった人々 〜 炭屋の主客 〜 http://d.hatena.ne.jp/adlib/19331108 バロックの女 〜 歪んだ真珠 〜 (20071031)
|