与太郎文庫
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2007年09月20日(木)  続・三度笠の人々 〜 古きものの伝説 〜

 
http://d.hatena.ne.jp/adlib/20070920
 
 麻生総理が実現すれば、とれとれの「手々咬むイワシ」だった。
 福田総理が実現すると、古賀幹事長が復活するかもしれないという。
 これはもう「おとといのサンマ」ではないか。
 
 数年前、朝丘雪路と真由子が、大仁田厚に極上のてんぷらを振舞った。
 この母娘がその気になれば、たいがいの男は云いなりになるはずだ。
「なんだか気味わるいなぁ」と云いながら、だんだん取りこまれていく。
 
「あんたも、いつか偉くならなくっちゃ」などと励まされる。
 なんの用か分らないまま、にぎやかな会食が終わる。
「どうも、ごちそうさまでした」と、最敬礼をして母娘を見送る。
 
 そこへなぜか、古賀誠があらわれて「ラーメンでも食うか?」と誘う。
 今をときめく自民党幹事長に声を掛けられた新米議員は恐縮しながら
「えっ、ボクなんかにおごってくれるんですか?」と従いていく。
 
 これという話題があるわけではない。
 壁にかかった色紙をみると、そうそうたる名前が並んでいる。
 幹事長は「小泉さんは最近やってくるかな?」と板前に聞いたりする。
 
 幹事長が「政治の世界は、やっぱ義理と人情だな」と説教するので、
新米議員はますます恐縮して「そうすね」と同調する。
 三回も「そうすね」と云わせれば、後は何でも云うことを聞くだろう。
 
 さいごに幹事長が、一万円札で勘定を払う。
「釣りは、小泉さんが来たときの分だ」と云いながら店を出る。
 まるで、小泉にチップを与えたように見えるが、ハッタリにすぎない。
 
 幹事長が「それじゃ、またな」と云って立ち去る後姿に、新米議員は
またしても最敬礼してしまう。
 冗談のような実話だが、以上はテレビ局の仕組んだ番組である。
 
── 2001年6月ごろ、橋本龍太郎が毛嫌いしていた日歯連の臼田貞夫
から「そろそろ、橋本さんと和解したいんですが、何とか仲介してもら
えませんか」と旧知である古賀誠に連絡が入る。古賀は即座に野中広務
へ連絡をいれ、野中は7月2日赤坂の料亭「口悦」に席を取った。
── 《現役雑誌記者による、ブログ調査分析報道!》
 
 古賀誠の妻は、別のテレビ番組で「あの人は、世が世なら、りっぱに
親分がつとまる男です」などと明言している。
 前後の脈絡は不明だが、夫唱婦随のアナクロニズム、おそるべし。
 
── 誠者、天之道也、思誠者、人之道也。至誠而不動者、未之有也。
 不誠、未有能動者也。 ── 孟子《離婁上》
http://www.kogamakoto.gr.jp/
 至誠通天 〜 古賀 誠 ホームページ 〜
 
http://d.hatena.ne.jp/adlib/20060331
 奇句 〜 古希の船出に寄せて 〜
 
http://d.hatena.ne.jp/adlib/20070624
 三度笠の人々 〜 渡る世間は敵ばかり 〜
 
 ◆
 


♀朝丘 雪路  女優/歌手 19350723 東京 /籍=加藤 雪会/伊東 深水&勝田 麻紀子の娘
♀加藤 真由子 日舞深水流 19740318 東京 /19740815-0817誘拐事件/津川 雅彦の娘

 
http://d.hatena.ne.jp/adlib/19400102
 カツドウヤ三世 〜 マキノ家の人々 〜
 
(20070920)
 


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