与太郎文庫 DiaryINDEX|past|will
翌朝は、どういう偶然か、キッシンジャーの来日インタビューがあり、 その貫禄と風格に、思わずひきこまれてしまった。 83歳の老人に、みるみる熟女キャスターの心が傾いていく。 男女三人の座談で、司会者が二人の異性を見るときに、左右どちらが 多いか、とても正直で一目瞭然の結果になる。 男の司会者は若く美しい女に傾き、女の司会者は強く逞しい男に傾く。 石破元防衛庁長官は、どちらかといえば善人なのだろう。 「中国は一党独裁で、野党がないから、政権交代はあり得ない」などと、 世紀の外交官に説明している。そんなことは中学生でも知ってるはずだ。 スタジオに集められた防衛大学生30人も、まったく精彩がない。 入社面接のような受答えばかりで、はっとするような青年がいない。 十人一色ではないが、彼らの意見は、たんなる説明にすぎない。 ◆ 「日本が多数の核製造も」キッシンジャー氏懸念 74年の米公文書 フォード米政権の国務長官だったヘンリー・キッシンジャー氏が19 74年8月、「日本は現行の核拡散防止条約(NPT)の枠組みで、多 数の核爆弾を製造することができる」と述べ、日本の核武装に強い懸念 を示していたことが7日、機密指定を解除された米公文書で分かった。 70年代の米外交を主導したキッシンジャー氏は、74年5月にシリ アのハフェズ・アサド大統領(当時)との会談でも日本の核武装に言及 したほか、最近の論評でも日本の核保有の可能性を指摘。今回の文書は、 同氏が日本に対して根深い不信感と警戒感を抱いていたことを物語って いる。 国家安全保障会議(NSC)の会談記録(極秘)によると、キッシン ジャー氏は同年8月21日にオーストラリアのショー駐米大使(当時) と会談し「私は日本が核を保有すると常に信じてきた」と言明した。 会談はインドによる初の地下核実験の3カ月後で、同氏は核拡散を懸 念する大使に、NPTは核兵器を製造し爆発させた国だけを「核保有国」 と定義していると説明。日本が核実験をしないまま「多数の核爆弾」を 獲得する可能性に言及した。 日本が開発中だった気象衛星打ち上げロケットについても「気象観測 だけが目的ではないはずだ」と述べ、核弾頭を運搬できる軍事ミサイル への転用の恐れを示唆した。(共同)(2007/04/07 19:38) http://www.sankei.co.jp/kokusai/usa/070407/usa070407003.htm ◆ 米国:半数の国民「人類は神が創造した」と考える ── 米国人の半数近くは神が人類を創造したと考えている--。 米誌ニューズウィークは3月31日、人類の進化に関する米国人の考 え方についての世論調査結果を発表した。 それによると、神が人類を創造したとみなす人は48%。人類は長年 かけて進化し、この過程で神の役割はなかったと考える人は13%で、 進化の過程を神が導いたと考える人は30%だった。 また91%が神を信じ、信仰する宗教は全体の82%がキリスト教で、 そのほかの宗教の信者は5%だった。 3月28、29の両日、18歳以上の約1000人に聞いた。 (ニューヨーク共同)毎日新聞 20070401 17:22 ◆ ── 《NHKスペシャル・戦争を知らない君たちへ[再]「特攻」 城山 三郎・青年指揮官を追う▽最後の特攻隊長23年の人生 20070401(日)24:35~25:25 NHK総合》 城山 三郎 作家 19270818 名古屋 神奈川 20070322 79 /籍=杉浦 英一 [1958年下期直木賞]《総会屋錦城》《小説日本銀行》《落日燃ゆ》 《毎日が日曜日 197502‥-12‥ 読売新聞》 ◆ ── 「面白いからやってごらん」と私は家の者に云ふのだが、「さう ですか、面白いんですねえ」と口先だけで云ひながら、誰もそんな実験 をやらうとはしない。忙しいのです、と無言の返答をしてゐる。勿論私 は強ひはしない。だが、忙しいといふのはどういふことなんだ。それは そんなに重大なことなのか、と肚の中でつぶやくこともないのではない。 ── 尾崎 一雄《虫のいろいろ 194801‥ 新潮》初出 http://d.hatena.ne.jp/adlib/19471225 http://d.hatena.ne.jp/adlib/19710217 いそがしい指 ~ 小林道夫リサイタルのあとで ~ (20070402-0407)
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