与太郎文庫
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2006年02月20日(月)  酔醒漫録 〜 コメンテーターの誕生日 〜

 
http://d.hatena.ne.jp/adlib/20060220
 
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 2月20日(月)誕生日。「ひとは死に向かって年を取る」(大江健三郎)という言葉が多少なりとも実感としてわかるようになってきた。ライブドアの「堀江メール」について調べると奇々怪々な情況が見えてきた。民主党の永田寿康議員は「信頼できるフリーの記者から入手した」「その人物を信頼しているから本物のメールだと信じている」と語った。知人を信頼することとメールが本当に堀江貴文被告のものかはまったく別次元のことだから、永田議員の説明はお話にならない。ではこの「フリー記者」とは誰なのか。永田町やマスコミでは、「FかMだ」「いやTではないか」と言われている。いずれも週刊誌などで仕事をしている記者だ。ところが永田議員が周囲に語ったのがT記者だという。もしそうならばメールの意味は深い。このT記者は民主党の大物幹部と深いパイプがあるからだ。小沢一郎さんと管直人さんとの間では、すでに前原誠司代表の次を担うことで合意ができているという。つまりは前原降ろしの陰謀に使われたのが「堀江メール」だという見方である。ところがここに疑問点が出てくる。まず署名原稿も書くフリー記者がもし捏造メールを永田議員に本物として流したとするなら、火の粉は本人にも降りかかってくる。これからの仕事に大きく影響するだろう。
 
 さらに前原降ろしの民主党内部からの陰謀だとすれば、仮に代表が辞任する事態になれば、民主党全体への大打撃となる。そこで再び推測されるのが自民党からの陰謀説だ。小泉首相が「ガセネタ」と断言したのは、そもそもあのメールが捏造だと知っていたからだという見方である。だとすればT記者は自民党筋から入手したメールを永田議員に意図を持って流したことになる。永田議員が国会で質問する前夜、虎ノ門の日本料理店で武部幹事長は、竹中平蔵総務大臣などと食事をしたが、そこでメールは事実無根だと語っている。「もし事実なら幹事長を辞職する」というのだ。あのメールは国会周辺ではすでに流れていたものなのである。しかし、ここでもT記者がそんなことはしないだろうと判断すれば、永田議員がその名前を出したのは、民主党の大物幹部の仕業だと示唆するためだと見ることもできる。しかし、それは「読み過ぎ」だろう。いずれにせよ「堀江メール」は捏造されたものという方向で決着が着きそうだ。22日の党首討論が山場だが、民主党幹部のなかでは「どこで収束させるか」の議論が進んでいる。前原代表の責任問題にまで発展するかどうかは不明だが、もし捏造メールだったということになれば、民主党の支持率は大きく落ち込む。
http://www.web-arita.com/sui062b.html
 
 過去の「酔醒漫録」は6か月分保存してあります
 
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 有田 芳生“オウム・ウォッチャー”19520220 京都 /[A]立命館大学〜都 はるみ伝
http://d.hatena.ne.jp/adlib/20060220
 いまある誕生日データベース(エクセルより直接コピペ)


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