与太郎文庫
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http://d.hatena.ne.jp/adlib/20050706 ── だれも歴史を見ることはできない。草が成長するのを見ることも ないように……。 ── Simon,Claude《Histoire,1967》 ── 《虚々日々 20001224 阿波文庫》P100 >> クロード・シモン氏(フランスのノーベル文学賞作家)6日、パリで 死去、91歳。死因は不明。フランスの出版社が9日発表した。 1913年マダガスカル生まれ。南フランスやパリで育ち、第2次大 戦で騎兵連隊に動員され捕虜となったが脱出した経験を持つ。 戦後、代表作「フランドルへの道」、「歴史」などを発表し、85年 ノーベル文学賞を受賞。近代小説の形式を無視し、革新を目指したヌー ボー・ロマンの代表的作家として知られ、約20の小説を発表した。 (パリ共同) http://www.kyodo.co.jp/?PG=STORY&NGID=mour&NWID=LATEST <<
♀Sarraute,Nathalie 作家 19000718 France 19991019 99 /Russia〜 Simon,Claude 作家 19131010 France 20050706 91 /〜ファルサルの戦 Robbe-Grillet,Alain 作家 19220818 France /映画監督 Butor,Michel 作家 19260914 France /“Nouveau Roman”
── ヌーヴォー・ロマンは、フランスで生まれた前衛文学運動。作者 の世界観を読者に「押しつける」伝統的小説ではなく、プロット (物語) の一貫性や心理描写が抜け落ちた、ある種の実験的な小説。読者は、与 えられた「テクスト」を自分で組み合わせて、推理しながら物語を構築 していかざるを得ない。サルトルやロラン・バルトらに擁護された面も ある。 主な作家に ロブ・グリエやクロード・シモンやナタリー・サロート、 ビュトールらがいた。正確には彼らが運動を起こしたわけではなく、そ う呼ばれたに過ぎない。 ── フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 ── ヌーボー 0 [(フランス) nouveau] 〔新しいの意〕(名) (1)当年産のワイン。 (2)二〇世紀初頭、フランスで流行した新しい美術様式。ヌーボー式。 →アール-ヌーボー(ト/タル) 〔ヌーボーの音に、ぬうっとぼうっとしていることをかけてしゃれて言 った語〕つかみどころがなく、要領を得ないで、ぼうっとしているさま。 「―とした大男」「―主義」 ── goo 三省堂《大辞林 第二版》 与太郎の幼時記憶によると「彼は、ヌーボー然とした奴でね」とか、 「大男が、ヌーっと立って、ボーっとしているさま」に用いられていた。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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