与太郎文庫
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2005年05月22日(日)  憎めない人々 〜 駄弁・誤弁・訥弁 〜

 
http://d.hatena.ne.jp/adlib/20050522
 
 ホップ・ステップ・オジャン(中川秀直の最新ジョーク)
(民主党が、郵政民営化に反対するのは、議会制民主主義に反する)
 
▽小泉総理強気の裏側▽岡田代表描く民主政権実現への道
▽中東和平カギ握るVIPを直撃▽株価31円いすゞ劇的復活の秘密
 うじき・つよし, 宮田 佳代子, 田原 総一朗
── 《サンデープロジェクト 20050522(日)10:00〜11:45 瀬戸内海放送》
 
http://www.nakagawahidenao.jp/
── 《中川秀直公式ページ》
 
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 小泉首相は16日午前の衆院予算委員会で中韓両国の首相の靖国神社
参拝反対について「他国が干渉すべきではない。戦没者に心からの追悼
の誠を捧げることがなぜいけないのか、理解できない」、「いつ行くか
は適切に判断する」と発言した。反日デモの続発の時よりも踏み込んだ
表現で参拝継続への意欲を示したと言える。彼はまた、A級戦犯合祀と
靖国参拝の関係についても「『罪を憎んで人を憎まず』というのは(中
国の)孔子の言葉だ」と説明した。だから儒教の伝統の強い中韓は靖国
参拝を理解すべきだという論法である。確かに、これは孔子の九世の孫
孔鮒の編集による『孔叢子−刑論』にある。また、『論語』「公冶長」
篇では「子日わく、伯夷・叔斉は、旧悪を念わず。怨、是を用て希なり」
と記されている。しかし、これは一般に被害者が加害者に対して、或い
は、第三者が被害者や加害者に対して諭すという文脈で理解されてきて
おり、加害者、あるいはその子孫が言えば、「盗人猛々しい」となる。
小泉の論法は立場を全く無視した詭弁である。そして、加害者の子孫は、
加害者の先祖と一線を画して旧悪を繰り返さないと表明しなければ、周
囲の理解は得られない。ドイツ首相がヒトラーを祀った宗教施設を訪れ
て拝礼する状況を、他の欧米諸国はどう受けとめるか?その時、小泉首
相は、同じように「罪を憎んで人を憎まず」と発言して、国際社会から
認められるか?まして、中国大陸の犠牲者は一千万人を超え、ユダヤ人
の600万人以上である。浅薄な知識しかない者なら、孔子の名前を使っ
た詭弁でヘエーと口を閉ざすかもしれないが、少しでも『論語』や儒教
を学んだ者なら、その基本には仁義があり、盗人猛々しい姿勢は全くの
仁義破りだと見なすだろう。
 
 山田 正行《希望への扉−心に刻み伝えるアウシュヴィッツ 同時代社》
 1953年生れ。大阪教育大学教授、アウシュヴィッツ平和博物館理事長。
 
http://www.doujidaisya.co.jp/zihyouessei-05.html
── 山田 正行《詭弁はもうたくさん 20050517 同時代社》
 
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 山崎 拓「せっかく再選されたのに、すぐまた解散されてはたまらない。
わたしが、解散阻止の先鋒となります」
 
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 山拓返り咲き・衆院統一補選
 
 女性スキャンダルによるイメージ低下で議席を失っていた山崎拓首相
補佐官(68)が24日、衆院福岡2区補選で民主党の平田正源氏(3
7)らを破り、返り咲きを果たした。「落選すれば政界引退」と、なり
ふり構わぬ“どぶ板選挙”で勝ちをもぎ取った。「男子の本懐だ。より
一層小泉改革を推進する」と盟友・小泉純一郎首相(63)のバックアッ
プを約束した。自民は宮城2区でも勝利。衆院2補選全勝となった。
 
 功を奏した選挙戦術 候補者隠し
 午後9時21分、NHKニュースが当確の速報。投票締め切りから1
時間半足らずでの圧勝劇だった。当選10回の大ベテランは、目に涙を
ためて支持者の前に現れた。
 
 「本当にありがとうございます。この勝利で自民、公明連立政権のき
ずなを固め、両党のメンツを損なわなかったことは、私にとって男子の
本懐」とあいさつし万歳三唱。共同会見では「原点に返るどぶ板選挙を
心がけた。身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ、という気分だ」と戦いを振
り返った。
 
 候補者が極力街頭に立たない、異例の選挙戦術で女性問題をはね返し
た。陣営の県議が「一人でも多くの若者に生の山拓さんを見てもらった
ことが効いた」と話すように、20〜30代の有権者を集めた「居酒屋
トーク会」で“生タク作戦”を展開。首相が応援に駆け付けた時でさえ、
街頭には立たせず、学校の体育館での集会に閉じ込める「小泉隠し」に
出た。
 
 選挙自体が盛り上がり投票率が上がると、浮動票狙いの民主陣営に有
利になるという思惑からの“奇策”。結果、この日の最終投票率は、落
選した前回総選挙より7・42ポイント低い45・99%。狙い通りの
(?)同選挙区ワースト記録で、組織票で固めた山崎陣営には“追い風”
となった。
 
 かつて公明党と創価学会の政教一致を批判したことも忘れたかのよう
に、選挙前には九州の学会有力者に頭を下げた。公明党・浜四津敏子代
表代行の応援も実現させ、山崎氏への抵抗感が強いといわれた創価学会
婦人部の票を固めた。まさに、なりふり構わず「勝ちに行く」戦いだっ
た。
 
 ホッとした表情で額に噴き出る汗を、ハンカチでけなげにぬぐう芙美
子夫人(67)には「苦労をかけた、という言葉に尽きます」。女性問
題からの落選後も支えた内助の功に感謝した。
 
 復帰後について山崎氏は「在日米軍の再編問題と、近隣諸国の外交問
題に取り組みたい」と目を輝かせた。改めて女性問題について聞かれる
と「答えられない」とだけ話し「勝利が小泉構造改革の推進力になる」
と、首相補佐官としての立場を強調した。(後藤 洋平)
 
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