与太郎文庫
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2004年04月27日(火)  アクセス・ランキング 〜 設問から退場まで 〜

 
http://d.hatena.ne.jp/adlib/20040427
 
 「はてな記者クラブ 〜 代表質問Q&Q 〜」のあとがき。
 
 人力検索サイト「はてな」の会員数は約十万人と推測され、いくつか
趣向をこらしたランキングが用意されている。しかし、ひとつの質問に
対するアクセス(閲覧者数)は公開されていない。
 
 三冠王のタイトルを設けるなら、回答数を本塁打、打点にポイント数、
打率はアクセスに匹敵する。いわば視聴率のように最重要とみられるが、
実数は分らないまま「週間アクセスランキング」の順位が公開される。
 
 こんどの「架空記者会見」は、第一日目が終った時点(回答53番目)
で第10位に入った。ふつうは質問終了後にランキング入りするらしいが、
現役のまま殿堂入りしたような気分になる。
 
 当初の勢いから、すぐにも首位に達するように見えたが、中盤の加速
を欠いたため、公開から一週間かかった。さらに、ランクインしてから
一週間経つと自動的に退場するルールらしく、ここでは第0位と記す。
 
 せっかく首位を勝ちとったからには、できるだけ永く留まりたいのも
人情である。ランク・アップのルールがなければ、ゆるやかに閲覧数が
減るほどに順位が下がるはずである。しかるのち姿を消したいものだ。
 
 しかし、このルールがなければ、古い質問が居座って、新しい質問に
席をゆずらないまま停滞してしまう。テレビの視聴率では、古い番組が
新しい番組の登場をさえぎったために、すべてが老化したのである。
 
 せっかくの大記録(?)なので、もうすこし自慢しておく。
 
20040420 19:31 投稿(設問公開)
20040421 20:00 第10位 登場=ランク・イン
20040422 00:00 第 9位
20040423 16:00 第 6位 19:39 質問〆切(回答79番)
20040424 12:00 第 3位 19:32 ポイント配分/追加質問終了(回答84番)
20040425 04:00 第 2位
20040426 20:00 第 1位
20040427 16:00 第 0位 20:00 退場=ランク・アップ
 
 ライバルについて。
 
「はてなの週間アクセスランキングでトップになれる具体的な質問」
http://www.hatena.ne.jp/1082080116
 ここに与太郎は、つぎの回答を投稿したが、採用されなかった。
 
「あなたにとって無益で、不愉快で、憤慨させられた過去の「はてなQ
&A」を再公開しませんか。質問と回答のURL(各一例)を挙げて下
さい。もちろん自画自虐、歓迎です。」
 
 代りに採用された質問「誰かを怒ってください!」が、おなじ時期に
登場して6位で敗退した。その残念記は「いわし掲示板」にくわしい。
(最後まで順位をあらそった与太郎は、面目をたもったことになる)
http://www.hatena.ne.jp/iwashi?mode=treedetail&thread=0000003918
 
 ちかごろ考えるに、はてなメンバーの若年化には、つぎの傾向がある。
 大上段にふりかぶった(くそまじめな)質問は「ウザイ」と敬遠され、
“脱力系”と呼ばれる発想・文体に人気が集まる現象である。
 
 それはそれなりの哲学的スタイルでもあるのだが、週間ランキングの
すべてが“脱力系”になると、旧世代の“肩肘派”は「引いて」しまう。
 その結果、本来の検索機能が退潮してしまうのは、まことに残念だ。
 
(つづく 20040427 この項未完)↓
http://www.hatena.ne.jp/1082457103


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