与太郎文庫
DiaryINDEX|past|will
http://d.hatena.ne.jp/adlib/20030509 ■2003/05/09 (金) RAPE(1) rape=レイプ、婦女暴行(lape=誤) assault=襲撃、強姦(法律用語では「暴行」「脅迫」とも) ──────────────────────────────── [オーストラリア]連邦総督にレイプ疑惑 辞任必至の状況 2003年05月09日【シドニー堀内宏明】 聖職者出身でオーストラリアの国家元首を代行するホリングワース連 邦総督(68)が、約40年前に女性をレイプした疑いで損害賠償を提 訴されていたことが、8日明らかになった。総督は昨年来、英国国教会 時代の部下が起こした性的虐待事件のもみ消し疑惑で批判されていたが、 今回のスキャンダルで辞任が避けられない状況となっている。 訴訟の原告弁護人によると、被害女性(56)は先月自殺したが、 1965年ごろにビクトリア州の教会で若者の集会が開かれた際に、総 督に小部屋に連れ込まれ性的暴行を受けたという。総督は8日、今年初 めに提訴があったことを認めた上で「私は彼女を知らない。その集会に も行っておらず、事実誤認だ」と訴える釈明ビデオをテレビ局を通じて 流した。総督は豪州の国家元首であるエリザベス英女王の名代職で、 ホリングワース氏は01年に就任した。 ■ 30年以上も前から児童の性的虐待をしていた80歳の元神父を カナダ検察が告発 >>2003年3月27日【モントリオール26日】 カナダ・ノバスコシア州の検察当局は26日、児童に性的虐待を加え たとして、80歳のカトリックの元神父を告発したと発表した。容疑事 実はレイプを含む22件で、最も古い容疑は1967年にさかのぼる。 この神父はヒュー・ビンセント・マクドナルドで、被害者は8―15歳 の子供だった。 昨年自殺した男性が、子供の時にマクドナルドに性的虐待を受けたと いう遺書を残したことから、捜査が始まった。事件が公になると、被害 にあった男女が次々と名乗り出た。裁判は5月29日に始まる予定。 〔AFP=時事〕 ■2003/05/09 (金) RAPE(2) 賞と罰 ポランスキー監督は犯した罪でなく作品で評価を= レイプされた女性が訴え――「憎しみはもうない」 >>2003年02月25日【ロサンゼルス】〔AFP=時事〕 映画「戦場のピアニスト」で2003年度のアカデミー賞の監督賞に ノミネートされたロマン・ポランスキー監督(写真)に26年前にレイ プされた米国の女性が最近ロサンゼルス・タイムズ紙に投稿し、同監督 の米国訪問を許すよう検察当局に求めるとともに、同監督は彼の犯罪で なく作品で評価すべきだと述べている。この女性はサマンサ・ゲイマー さんで、13歳だった1977年に俳優ジャック・ニコルソンの自宅の 温水浴槽でポランスキー氏にレイプされた。 ポランスキー氏はサマンサさんとは見知らぬ間柄だったが、アルコー ルと処方薬を飲ませ、セックスした。彼は承諾年齢以下の少女と性交渉 を持った「法律上のレイプ」の事実を認めた後、刑の宣告を回避するた め25年前、米国から逃げ、事実上「逃亡者」の身の上になっていた。 米国入りすれば逮捕される可能性が大きいため、3月23日のアカデミ ー賞授賞式にも欠席する見込み。 しかしサマンサさんは、「私は実際、彼に憎しみを持っていない。か といって、同情もしていないが、彼はハリウッドに戻るのを許されるべ きだ」と述べている。ただし、米検察当局は、ポランスキー氏が米国に 来たら直ちに逮捕すると警告しているため、アカデミー賞授賞式に彼が 出席する可能性は極めて小さいと見られている。 ■2003/05/09 (金) RAPE(3) 「聖母はレイプ被害者」説の英番組に世界中から抗議 >>2002年12月24日【ロンドン24日=渡辺覚】 「イエス・キリストを産んだ聖母マリアは、レイプの被害者だったの ではないか」との説を示唆するテレビ番組を英BBC放送が放映したと ころ、世界中から抗議の電話が殺到する大騒ぎになっている。 24日付の英大衆紙デイリー・メールなどによると、問題の番組は2 2日にBBC1が放送した「処女マリア」。人気女優らを起用し、処女 懐妊を含むマリアの生涯をドキュメンタリー・ドラマ風に追った。 しかし番組の中で、「マリアはローマ人兵士にレイプされてイエスを 身ごもった」と受け取れる場面を放映したため、キリスト教徒らが猛反 発。英国内の教会幹部はもとより、番組が放映されていないバチカン市 国の広報官も「真実をねじ曲げた罪深い番組だ」などとする抗議声明を 発表した。BBCに寄せられた抗議は、23日だけで500件を超えた という。 騒動の一方で、聖母の奇跡を疑問視する層が教会内で拡大しているこ とも事実。22日付の英日曜紙サンデー・テレグラフは英国国教会の聖 職者のうち、「処女懐妊を信じない」とする現実派は、全体の4分の1 以上に達したとの独自調査結果を報じている。
■2003/05/09 (金) RAPE(5)セクハラ
[懲戒免職] 助教授が女子学生と性的関係 静岡大 2003年05月08日 毎日新聞 静岡大学(静岡市、天岸祥光学長)は8日、40代の教育学部助教授 が十分な合意を得ないまま女子学生と性的関係を持ったとして、同日付 で懲戒免職処分にしたと発表した。 同大学によると、助教授は昨年9月ごろ、大学の女子学生をホテルに 誘い、性的関係を持った。女子学生が昨年11月に大学に被害を届け、 調査していた。助教授は女子学生の指導教官ではないが、顔見知り。事 実関係を認めているという。同大学は当事者のプライバシーを理由に、 詳細を明らかにしていない。 同大学では、昨年9月に別の助教授が女子学生にセクハラ行為をして いたことが発覚。今年3月には教育学部非常勤講師を同様の理由で解雇 した。【小松雄介】 ■ セクハラで助教授を懲戒免=今年3件目、学長が陳謝−静岡大 2003年05月08日 時事通信 静岡大学は8日、女子学生の意に反して性的関係を持ったとして、教 育学部の40代の男性助教授を懲戒免職処分にした。同大でセクハラで 教官が処分されるのは今年3件目。天岸祥光学長は記者会見で「度重な るセクハラの発生は痛恨の極み。心からおわびする」と陳謝した。 ■2003/05/09 (金) RAPE(4)セクハラ 元府議会議長のセクハラ認定=女性が逆転勝訴−大阪高裁 2003年05月08日 時事通信 就職面談の際にセクハラで精神的苦痛を受けたとして、元保険外交員 時任玲子さん(41)が加藤法瑛・元大阪府議会議長(67)に約37 0万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決が8日、大阪高裁であった。 竹原俊一裁判長はセクハラを認定した上で、請求を棄却した一審判決の 一部を変更し、加藤元議長に100万円の支払いを命じた。 ■ セクハラ不倫疑惑の青森知事の不信任再提案へ 2003年05月09日 Yomiuri On-Line 週刊誌が報道した青森県の木村守男知事の「セクハラ不倫疑惑」を巡 り、14日から始まる臨時県議会(定数51)に、知事不信任案が再び 提出されることが確実となった。 今年3月、「知事は説明責任を果たしていない」などとして、不信任 案が提出されたが、わずか2票差で否決。4月の統一選での県議選で、 この問題が改めて争点となっていた。可否は今回も微妙な情勢だ。 不信任案は議員2人以上の動議として提出可能で、野党会派の共産党 (2人)などが単独でも提出の方針を決めたほか、与党会派・自民党の 一部も前向きな姿勢を示している。共産党の諏訪益一・県議団長は「そ の後も知事の説明は十分でなく、改選直後の臨時議会で提出するのが、 県民への責任」と話している。 不信任案が可決されるには出席議員の4分の3(全員出席の場合は3 9人)以上の賛成が必要。4月の改選で、不信任賛成派と見られる候補 者は与野党合わせて38人が当選。しかし、なお態度を決めかねている 議員がおり、野党会派などによる水面下の綱引きが始まっている。前回、 可否が割れた自民党の対応も注目される。 臨時議会は改選に伴う正副議長選出などが行われ、会期は16日まで。 ──────────────────────────────── 木村 守男 青森県知事 19380124 青森 衆議院議員 加藤 法瑛 大阪府会議長 19360115 大阪 幼稚園長
■2003/05/09 (金) LAPE(6)セクハラ
青森知事セクハラ問題、女性が否定会見 (夕刊フジ) 2003年05月14日 「週刊新潮」が女性との関係を報じた記事で名誉を傷つけられたとし て、木村守男青森県知事(65)が発行元の新潮社などを相手に計50 00万円の損害賠償などを求めた裁判が行われた14日、セクハラ疑惑 の被害者とされた女性が東京都内で記者会見し、「(木村知事からの) セクハラはなかった。嫌がることをされたことはない」と全面否定した。 女性側の説明によると、女性が平成13年3月上旬、家庭の事情や生 活苦を書いた手紙を知事あてに出したところ、同月中旬、知事が自宅を 訪れて事情を聴いたうえ、担当者に適切な対応を指示した。その後、家 族ぐるみの付き合いとなり、2人で会うこともあったという。 女性は大きなマスクに帽子を目深くかぶり表情はうかがえなかったが、 公の場に姿を見せたことについて「木村知事はそういう人ではないとい うことを、県民に伝えたかった」と述べた。 同日午前、東京地裁で行われた第1回口頭弁論では、木村知事側が訴 えた田名部匡省参院議員(青森選挙区)、新潮社ともに争う姿勢を見せ た。 また、県議会では野党から木村知事への不信任決議案が議会最終日に 提出される見込みとなっている。 ■ 「セクハラ疑惑」報道の青森知事が辞職願 2003年05月15日 Yomiuri On-Line 青森県の木村守男知事(65)は15日夜、上野正蔵県会議長に辞職 願を提出した。週刊誌による「セクハラ不倫疑惑」報道を受け、臨時議 会中の青森県議会(定数51)が今年3月に続いて再び不信任案を提出 する構えを見せ、可決する見通しが高くなったためと見られる。 野党会派は、14日に開会した臨時議会期間中の不信任案提出を決め、 与党・自民党の対応が注目されていた。自民党は15日、不信任案に賛 成し、会派拘束をかける方針になったことから、可決の可能性が強くな った。 知事はこの日、知事派議員らと対応を協議、不信任案で失職するより、 自ら退く決意をした模様だ。 知事は、今年1月30日発売の週刊誌で報じられた女性問題について 「円満解決した」とし、「不適切な関係があったが、セクハラはない」 と釈明していた。 木村守男氏は、衆院議員を辞め、1995年2月の県知事選に出馬し て、全国初の新進系知事として初当選。今年1月には自民党などの推薦 を得て3選を果たした。 先の県議会では、不信任案を2票差で否決したが、4月の県議選で不 信任案に反対した現職5人が落選した。 ────────────────────────────────
|