与太郎文庫
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http://d.hatena.ne.jp/adlib/20030304 「なぜこんな制度が…」朝日・小尻記者両親、心境語る 朝日新聞襲撃事件が静岡支局爆破未遂事件の時効で完全時効となるの を前に、阪神支局襲撃事件で射殺された小尻知博記者(当時29歳)の 両親の信克さん(75)、みよ子さん(71)が4日、広島県川尻町の 自宅で会見し、心境を語った。 遺品の腕時計をつけた信克さんは「阪神支局事件が時効を迎えた後も、 3月までには解決できるのではと望みをつないでいたのだが……」と肩 を落とし、みよ子さんは「時効というのが1番聞きたくない言葉。なぜ こんな制度があるのか」と涙をぬぐった。 阪神支局事件後、静岡や愛知などで朝日新聞を狙った犯行が相次ぎ、 「なぜ息子は殺されねばならなかったのか」と、真相を知りたいという 思いは募る一方だという。信克さんは「時効はつらいが、罪に問われな くなれば犯人が名乗り出て、事件の真相だけでもわかるかも」と話して いた。 朝日新聞静岡支局の横で、黒い紙袋に入った時限装置付きのピース缶 爆弾が見つかったのは88年3月12日朝。不発だったが、「赤報隊一 同」を名乗る犯行声明が通信社に送られた。(警察庁指定116号事件) ── 《20030304 YOMIURI On-Line》
小尻 知博 朝日新聞記者 1958‥‥ 広島 神戸 19870503 29 /20020503時効成立 小林 悟 立教大学4年 1975‥‥ 埼玉 東京 19960416 21 /20110411時効延長
殺人罪を適用、時効延長=異例の罪名変更、 警視庁が捜査継続−立大生傷害致死事件 1996年4月、東京都豊島区のJR池袋駅で立教大学4年小林悟さ ん=当時(21)=が男に殴られ死亡した事件で、傷害致死罪の公訴時 効(7年)の成立が来月15日午前零時に迫ったため、東京地検は4日、 殺人罪(時効15年)を適用、時効を2011年4月まで延長する手続 きを取った。 時効直前に適用罪名を変更するのは極めて異例。捜査を続ける警視庁 池袋署は「殴った男は小林さんをホームから突き落そうとしていたこと が判明したため、東京地検と協議し、殺意の認定も可能と判断した。ま た、遺族感情も考慮した」としている。 ── 《20030304 時事通信》 http://d.hatena.ne.jp/adlib/ ── 《少年院で土下座も 闘う父の10年 20060417 テレビ朝日》 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ (20060417)
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