与太郎文庫
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1996年02月20日(火) |
水の記憶 〜 深窓の回想 〜 |
http://d.hatena.ne.jp/adlib/19960220 http://www.enpitu.ne.jp/usr8/bin/list?id=87518&pg=000000 ↓Edita for text ↑Index 000000=19020102〜99991231 http://www.enpitu.ne.jp/tool/edit.html ┌┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┐ ↓=Non-display><↑=Non-display └┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┘ from My Pictures;革島邸 http://gipsypapa.exblog.jp/6026911/ http://d.hatena.ne.jp/adlib/20030122 深窓 ── 武満 徹が亡くなった。むかし楽器店のピアノで《イエスタディ》 を弾く姿に出くわした。表敬すべきか迷ったが、評論家の出谷啓君が、 珍らしい情景だから黙って聴こう、と言う。ひとり所在なげに弾くのは、 アマチュアと変りなかった。(Let'19960528 for Mr. Yoshida & Banba) 池辺 晋一郎の回想によれば、武満 徹は《イエスタディ》を、作曲の 合間に(しばしば)弾いていたという。 池辺 晋一郎 作曲 19430915 茨城 /籍=池邊/〜《N響アワー 19960406-20090322》 ── ザ・ビートルズのイエスタディをひいて「昨日」という曲ですね え、というフレーズで笑いをとっていました。(音楽への扉 ハーモニー) http://www.greengrape.net/mizuno/misc/200110ikebe.html 池辺晋一郎:バイヴァランス(ヴァイオリン2挺)(20011013) ── むかしは蔦のからまる洋館の二階から、ピアノが聞こえてきたの です。のちに皇后陛下となるような“深窓の令嬢”が弾いていたのです。 娘にピアノを習わせる理由は、ピアノのある家に嫁がせたいからです。 http://d.hatena.ne.jp/adlib/20050916 深窓願望:子供にピアノを習わせる理由は? ── 二階の窓からピアノが聞えてくるような深窓の令嬢も、やがては 絶滅するのだろうか。 http://d.hatena.ne.jp/adlib/20050902 朝吹家の人々 〜 華麗なる血脈 〜 ── (武満 徹は)ピアノを買う金がなく、町を歩いていてピアノの 音が聞こえると、そこへ出向いてピアノを弾かせてもらっていたという。 (芥川也寸志を介してそれを知った黛敏郎は武満と面識はなかったにも かかわらず自分のピアノを貸し与えた) ── (Wikipedia) 芥川 也寸志 作曲 19250712 東京 19890131 63 /〜《交響三章》龍之介の三男 黛 敏郎 作曲 19290220 神奈川 19970410 68 /〜《涅槃交響曲/天地創造》 武満 徹 作曲 19301008 東京 19960220 65 /〜《水の曲/My way of my life》 http://d.hatena.ne.jp/adlib/20050923 点鬼簿 〜 与太郎の過去帳 〜 チェロを抱えた与太郎は、斎藤家の二階に上がりこみ、令嬢にピアノ 伴奏を強要したこともある。その部屋に掛けられていた肖像画の御本人 に「もう遅いから、おひらきにしなさい」と宣告されたのである。 ── かくのごとく斎藤家の応接間は、文化と教養にあふれていて、夜 のふけるのも忘れるほどだった。ついに謹厳なる表情の父上が登場して、 「もう遅いから、おひらきにしなさい」と宣告され、ちいさな客人は、 サロンを追放されるのだった。 ── 《客太郎 〜 サロン・ド・ボヴァリー 〜 虚々日々》P041 ◇ ── 今回のテーマは、音楽における描写として、水に関する例をいく つか取りあげてみました。(略)海だから、嵐だから、とあまりに意識 して聴くと、いささか失望されるかもしれませんが。 http://d.hatena.ne.jp/adlib/19710708 ↑レコード・サロン ↓わが競奏 http://d.hatena.ne.jp/adlib/20081219 ── 《水の音楽》は、一柳 慧ではなく、武満 徹の作品。《水の曲》 http://d.hatena.ne.jp/adlib/19700119 テープ・ヒステリー http://d.hatena.ne.jp/adlib/19700119#c ── 武満はテープ音楽(ミュジーク・コンクレート)として「水の曲」 「ヴォーカリズム A.I」などを製作し、これらを通して音楽を楽音のみ ならず具体音からなる要素として捉える意識を身につけていった。 ── (Wikipedia) ── 武満 徹《水の曲 20050413 19:00 東京文化会館 大ホール》 ── 音楽面では、テープ音楽である「水の曲」、弦楽のためのレクイ エムやノヴェンバー・ステップスのような厳しさ、ファミリー・トゥリ ーやマイ・ウェイ・オブ・ライフでのある種の甘美さ、そして小さな空 のようなポピュラーソングから様々な打楽器を用いたムナーリ・バイ・ ムナーリのような作品まで。武満が書いた多様な音楽を一度に耳に出来 る機会はそうないし、聞いていて本当にその多彩さと幅広さには感心し きりでした。高校の時に現国の先生が何故か「水の曲」を授業で聞かせ てくれたのを思い出しました(笑)。 http://josquin.sakura.ne.jp/sb/log/eid355.html シャトレ座プロジェクトII 武満 徹 〜 マイ・ウェイ・オブ・ライフ 〜 ── 武満 徹《水の風景 19920121 BMGビクター 19810711-0712 録音》 http://listen.jp/store/cddetail_4988017031902.htm ── 武満 徹/古屋 和雄《水音を音楽に 19911201 NHK 日曜インタビュー》 http://archives.nhk.or.jp/chronicle/B10001200999112010130073/ ◇ ── ジョン・ケージ《水の音楽 Water music 1952 America》for プリペアード・ピアノ http://k.hatena.ne.jp/keywordblog/%E3%83%AB%E3%83%81%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%83%8E%E3%83%BB%E3%83%99%E3%83%AA%E3%82%AA ── 池辺 晋一郎《水の音楽―オーケストラのために 20010324 LAKE BIWA ORCHESTRA》 初演指揮/湖国21世紀記念事業委員会(滋賀県)委嘱 /湖国新世紀記念曲披露演奏会 20010324 びわ湖ホール http://www.tokyo-concerts.co.jp/index.cfm?lang=jp&menu=news.200103 ── 神山 純一《水の音楽 〜 ピアノのために 〜 20010719 全音楽譜出版社》 http://pianoscore.11weblog.com/2006/06/post_219.html ── 青柳 いづみこ《水の音楽 20010921 みすず書房》書籍版 http://www.msz.co.jp/book/detail/04267.html http://ondine-i.net/hyo-/c-hyo-01.html (20090515)
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