19390114 石川 一雄(00)埼玉県狭山市(被差別部落)に生る。
19470501 中田 善枝(00)埼玉県狭山市(富裕農家)に生る。
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19630501 中田 善枝(16)失踪／同夜20万円を要求する脅迫状。
19630504 中田 善枝(16)遺体発見／警察庁長官＝柏村 信雄(55)引責辞任。
19630506 奥富 玄二(31)謎の自殺(以降、被害者の姉弟を含む計5人自殺)。
19630511 田中 登　(31)目撃証言した男性（2人目の自殺）。
19630511 麦畑から“スコップ”発見。(0520石田 一義に確認)
　　　　 警察は「死体埋没に使用された石田養豚場のもの」と発表。
19630523 石川 一雄(24)別件逮捕／第1回家宅捜索(2時間17分、刑事12人)。
19630525 遺体発見場所から北へ３００メートル離れた雑木林と桑畑の境の溝から
　　　　 桑畑の持ち主によって教科書やノートなど１２点が見つかった。
19630613 別件の窃盗罪等で起訴。
19630617 保釈直後に本件(強盗、強姦、殺人、死体遺棄)で狭山署内で再逮捕。
　　　　 川越署分室に移送される。
19630618 第2回家宅捜索(2時間8分、刑事14人)、米軍ジョンソン基地から米兵３人
　　　　 が酸素ボンベを持って応援。
19630619 石川 一雄(24)ハンガーストライキなど激しく抵抗。
19630620 このころから自白(3人共犯)はじまる。
19630621 カバンを捨てた場所の地図を書かされ、この「自供」に基づいて「発見」
　　　　 されたカバンは、遺体発見地点から４３５メートルも離れていた。
19630623 単独犯行自白。
19630626 第3回家宅捜索(24分、刑事3人)"被害者の万年筆"を台所の鴨居で発見。
　　　　（第1回、第2回の家宅捜査では発見されなかった）。
19630629 石川が“被害者の腕時計”を捨てた場所を「自供」。
19630702 捜査済みの道路から“被害者の腕時計”が発見される。
19630709 強盗強姦殺人死体遺棄等で浦和地方裁判所に起訴。 
19630904 第1審第1回公判(浦和地裁)。石川さん起訴事実を認める。
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19640311 浦和地裁(第1審)死刑判決(11回目の公判)内田武文裁判長。
19640312 東京高裁に控訴。
19640714 中田 登美恵(24)善枝の姉、農薬自殺。
19640910 東京高裁(第2審第1回公判)殺害否認、無実を訴える。
19661024 石田 登利造(24)一義の兄(石田養豚場従業員)轢死自殺←中年男“Ｔ”
19681114 第30回公判で"脅迫状の筆圧痕"問題が新事実として弁護団より提出される。
196911‥ 被差別部落出身学生の「浦和地裁占拠闘争」、部落解放同盟が参加。
19701203 部落解放同盟中央本部が『狭山差別裁判』を発行。
19710529 「狭山差別裁判に対する公正裁判要求、石川一雄の即時釈放」を求める
　　　　 100万人署名、始まる。
19720727 弁護団が石川の無実を裏付ける「６つの鑑定書」を提出。
19721128 井波裁判長(？)定年退官。代って第４刑事部の寺尾正二裁判長(？)が担当。
19741031 東京高裁(第2審・控訴審判決)無期懲役確定(寺尾判決)。最高裁へ即日上告。 
19760128 弁護団が最高裁へ上告趣意書を提出。
19760523 不当逮捕13年に抗議して、各地で同盟休校など。
19770809 最高裁(上告審判決)第2小法廷口頭弁論を行わず、上告棄却。
19770811 石川弁護団、最高裁判所へ異議申し立て書を提出。
19770816 最高裁(上告審判決)異議申立てを却下(15日付)、無期懲役が確定。
19770830 石川弁護団、東京高等裁判所へ第1次再審請求を申し立て。＞棄却。
19770908 石川が千葉刑務所へ入所。
19771004 中田 喜代治(33)善枝の次兄、首吊自殺。中華料理店の経営不振が原因？ 
http://sayamacase.web.fc2.com/0/jiken.html
19790411-0427 両親の石川 富造(81)、リイ(73)、息子の無実を訴え全国行脚。 
19800207 東京高等裁判所、第1次再審請求を棄却。
19800212 東京高等裁判所へ異議申し立て。
19810325 東京高等裁判所、事実調べを一切おこなわず、異議申し立てを棄却。
19810330 石川弁護団、最高裁判所へ特別抗告。
19831031 弁護団が最終の鑑定書、補充書を最高裁に提出。
19831215 和島岩吉弁護士が申し立て書補充書を最高裁に提出。
19840714 石川 富造、最高裁へ出向き、息子の無実を訴える。
19850528 最高裁判所(第2小法廷)第1次再審請求の特別抗告を棄却。
19851123 一雄の父＝石川 富造(87)死去。
19860405 一雄の姉＝石川 よね(62)死去。
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19860821 東京高裁(第4刑事部)に第2次再審請求(Onさんの新供述、筆跡鑑定など提出)
19861112 家宅捜索にかかわる元刑事7人の新証言「鴨居に万年筆はなかった」。
19861205 東京高検に証拠開示請求。
19861218 筆跡鑑定4通、浜田意見書提出。
19870328 一雄の母＝石川 リイ(81)死去。
19880902 東京高検が芋穴のルミノール反応検査報告書を証拠開示。
　　　　(死体を一時逆さ吊りにしたとされる芋穴には全く血痕反応がなかった事実
　　　　 が明らかに)その他の証拠は開示を拒否。
19901220 再審請求補充書(総合的補充書)を提出。
19910820 憲法・刑法・刑事訴訟法学者81人が事実調べを求め署名を東京高裁に提出。
199110‥-199204‥ 社会党国会議員が千葉刑務所と法務省に対し仮出獄連続要請行動。
19920707 第1回家宅捜査責任者であった元刑事が「鴨居に万年筆はなかった」と証言。
19920908 東京高裁が検察官に求意見。
19921207 検察官が意見書を提出。
19921211 東京高裁が弁護団へ求意見。
19930315 弁護団が意見書を提出(人形運搬・筆跡意見書も提出)。
19930514 殺害方法についての法医学鑑定書、筆跡に関する調査報告書、自白の信用性
　　　　 などについての意見書追加書面を提出。
19940304 東京高裁の担当裁判官・近藤裁判長が退官。後任に高木俊夫裁判長。
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19941221 石川 一雄(55)仮釈放(31年7ヶ月ぶり)狭山にもどる。
19951218 石川 一雄(56)自宅全焼
19960821 IMADR(反差別国際運動)が国連人権小委員会で狭山事件の証拠開示を訴える。
19961221 石川 一雄(57)、徳島の支援者＝早智子(49)と結婚
19970218 弁護団、追加意見書(筆跡)を東京高裁に提出。
19971014 石川 一雄(58)、東京高裁の高木裁判長と面会。
19980908 弁護団折衝で東京高検の担当検察官が未開示証拠やリストの存在を認める。
19981028-1029 ジュネーブで国際人権〈自由権〉規約委員会が、日本に関する審査。
　　　　 日本政府代表に対して、複数の委員から「狭山事件」に関する質問。
19981106 国際人権規約委員会が「弁護側がすべての証拠にアクセスできるよう法律、
　　　　 および実務を改めること」を日本政府に勧告。
19981117 弁護団、東京高検の担当検察官と折衝、担当検察官は証拠開示を拒否。
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19981208 指紋に関する元警察鑑識課員の鑑定書を提出。
19990323 弁護団折衝で、東京高検の担当検察官は「未開示証拠を積みあげると2〜3
　　　　 メートルに達する」と回答。
19990323-以降、弁護団は東京高検に再三証拠開示を求めるが東京高検は拒否。
　　　　 担当検察官が数ヶ月ごとに交代する(この時点から2002年1月までに8人)
　　　　 異例の人事がおこなわれ、折衝進まず。
19990610 東京高検の亀井検事と証拠開示について折衝。東京高裁に斎藤鑑定を提出。
19990623 東京高裁(第4刑事部)高木俊夫裁判長に事実調べと証拠開示の勧告を求める。
19990707 東京高裁(第4刑事部)高木俊夫裁判長、第2次再審請求棄却。
19990709 東京高裁、事実調べを一切行わず、再審請求棄却。
19990711-19990712 東京高裁(第5刑事部)高橋省吾裁判長に異議申し立て。
20000331 異議申立補充書・新証拠を提出。
20000522 商業新聞全国版に学者・文化人らが証拠開示を求める意見広告(1回目) 。
20001108 東京高裁の高橋裁判長が山口・鈴木両鑑定人から鑑定書について説明を聞く
20010209 東京高裁に刑事訴訟法279条による照会請求書提出(証拠標目の照会請求) 
20010501-0502 狭山現地で公開再現実験(指紋検出確認実験、地下足袋装着歩行実験)
20010612 司法改革審議会が最終意見書提出。証拠開示のルール化を提言。
20010702 商業新聞全国版に学者・文化人らが証拠開示を求める意見広告(2回目)。
20020123 東京高裁(第5刑事部)高橋省吾裁判長、異議申立棄却。
20020129 最高裁(第一小法廷)特別抗告申立て。
20030501 事件発生40周年。
2004‥‥ 
2005‥‥ 
──　《ザ・スクープ　スペシャル 〜 見えない手錠をはずして！
　狭山事件42年ぶりの真実 20050213 テレビ朝日》
20050316 最高裁第一小法廷は第二次再審請求の特別抗告を棄却。
20060523 東京高等裁判所に第三次再審請求。
200612‥ 第18回 多田 謡子反権力人権賞（19861218 29 没）
2007‥‥ 
2008‥‥ 
2009‥‥ 
2010‥‥ 
2011‥‥ 
2012‥‥ 
2013‥‥ 
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