与太郎文庫
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http://d.hatena.ne.jp/adlib/19610328 毒ブドウ酒で女性5人殺害 〜 死刑か無罪か? 〜 ── 獄中から生還した男 日本の司法に翻弄され、人生の半分以上を死刑囚として生きてきた男 性の姿を通し"裁きの重み"を伝える。1961年、三重県名張市の寄り合い の席で出されたぶどう酒を飲んだ女性5人が死亡。妻と愛人を亡くした 奥西勝元被告が"三角関係の清算目的"による殺人容疑で逮捕された。 いったん犯行を自白したものの、その後は一貫して無実を主張。一審は 無罪、二審では死刑と司法判断は揺れたが、最高裁で死刑の判決が出た。 昨年、名古屋高裁が再審開始を決定。無罪となって釈放される可能性が 高くなったが、故郷の人々は奥西元被告が犯人だと主張し、彼が戻るこ とを拒んでいる。たとえ自由になっても故郷を失った彼の姿から、人を 裁くことの重みを問い掛ける。/椎名 桔平 ── 《ドキュメント'06 20061126(日)25:00〜25:55 西日本放送》 第15回FNSドキュメンタリー大賞ノミネート作品 ── 《重い扉 〜 名張毒ぶどう酒事件の45年 〜 20060708(土)27:10-28:05 東海テレビ》 計20人に各自の湯呑茶わんに分け注いで飲ませ全員を殺そうとした。 http://www5a.biglobe.ne.jp/~nabari/nabari-muzai-hanketu-zenbun.htm 名張毒ぶどう酒事件の第一審無罪判決
奥西 勝 三奈の会々員 19260114 愛知 /19610328(35) ──────────────────────────────── ♀新矢 好 19350510 三重 名張 19610328 25 /毒殺 前三奈の会々長 ♀奥西 フミ子 樽雄の妻 19310225 三重 名張 19610328 30 /毒殺 ♀奥西 千恵子 勝の妻 19260513 三重 名張 19610328 34 /毒殺/一女の母 ♀中島 登代子 19250114 三重 名張 19610328 36 /毒殺 ♀北浦 ヤス子 未亡人 19250318 三重 名張 19610328 36 /毒殺/奥西 勝の愛人 ──────────────────────────────── ♀福岡 二三子 1924‥‥ 三重 /(37) ♀坂峰 富子 1932‥‥ 三重 /(29) ♀井岡 百合子 1918‥‥ 三重 /(42) ♀伊東 美年子 1932‥‥ 三重 /(29) ♀植田 民子 1932‥‥ 三重 /(29) ♀神谷 すず子 1927‥‥ 三重 /(34) ♀広岡 操 1924‥‥ 三重 /(37) ♀中井 文枝 1929‥‥ 三重 /(32) ♀石原 房子 1922‥‥ 三重 /(39) ♀高橋 一巳 1927‥‥ 三重 /(34) ♀今井 艶子 1926‥‥ 三重 /(35) ♀浜田 能子 1932‥‥ 三重 /(29) ♀岡村 清子 1928‥‥ 三重 /(33) ♀南田 栄子 1936‥‥ 三重 /(25) ♀中井 やゑ 1918‥‥ 三重 /(42) ──────────────────────────────── 平場 安治 弁護士 19170330 大阪 京都 20020627 85 /刑事法学/京都大名誉教授 /愛知県立大学長/目的行為論を基礎にした初の体系書「刑法総論講義」 や「少年法」などの著書がある。1961年“名張毒ぶどう酒事件”の再審請求の弁護団長。
194701‥ 奥西 勝(21)結婚 1959夏‥ 奥西 勝(33)北浦 ヤス子(34)不倫密会 196010‥ 不倫発覚 19610328“名張毒ぶどう酒事件” 19610403 奥西 勝(35)逮捕(三角関係の決着をつけるためと自供) 19641223 第一審無罪判決 19690910 逆転死刑 19720615 最高裁確定 19930621 執行準備疑惑表明 19970129 再審請求棄却 20020410 第6次再審請求棄却。 20050405 第7次再審請求(名古屋高裁) 20061226 再審決定を取り消し ┌┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┐ ↓=Non-display><↑=Non-display └┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┘ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 20061226(火)名張毒ぶどう酒事件:再審決定を取り消し http://www.47news.jp/CN/200612/CN2006122601000124.html ── 三重県名張市で1961年に女性5人が死亡、12人が中毒症状 になった名張毒ぶどう酒事件の異議審で、名古屋高裁刑事2部(門野博 裁判長)は26日、殺人と殺人未遂の罪で死刑が確定していた奥西勝元 被告(80)=名古屋拘置所在監=の再審開始決定を取り消し、検察側 の異議申し立てを認めた。 弁護側は期限の来年1月4日までに、最高裁へ特別抗告(5日以内) するとみられる。 確定死刑囚が再審開始決定を取り消されるのは異例。過去、確定死刑 囚4人が最終的に無罪になった再審開始決定に、検察側が抗告などの異 議を唱えたのは各1回だけで、いずれも再審公判の1審で無罪が確定。 再審への期待が高まっていた。 同高裁刑事1部は昨年4月、弁護側の毒物鑑定などの新しい証拠を 「無罪を言い渡すべきことが明らかな証拠」と評価。「自白の信用性に 重大な疑問がある」として再審開始を決定、死刑執行を停止した。 2006年12月26日 10:24 【共同通信】 (20061225-1226)
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