与太郎文庫
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1960年02月25日(木) |
孤太郎 〜 丸と四角と三角 〜 |
http://d.hatena.ne.jp/adlib/19600225 http://www.enpitu.ne.jp/usr8/bin/list?id=87518&pg=000000 http://www.enpitu.ne.jp/tool/edit.html http://www.enpitu.ne.jp/usr8/bin/day?id=87518&pg=19600225 Ex libris Web Library;方眼模写 〜 正方形・長方形・斜方形 〜 http://oshiete.goo.ne.jp/qa/6944829.html ピカソを真似るな、ミロを見ろ! http://d.hatena.ne.jp/adlib/19591017 Report 空間の次元 〜 模写《ピカソ・葡萄とギター》 模写作品は自由に選んでよい、ということだったので、もっとも簡単 そうなミロやモンドリアンの原画を探してみたが、手ごろな資料がない。 古本屋で、文庫判の《ピカソ》が安かったので、これをB3判に拡大 (面積比で約一二〇倍)した。 最初に受けとった秋田健三助手は、長髪をかきあげながら「ピカソか、 いいねえ」といってくれた。日本画で《鳥》の剥製を写生した課題では、 「孤独なんだなあ、きみは」といい、やがては「ひとりで勉強したほう がいいんじゃないか」といったのである。 ピカソを論じることは、ほとんど興味がなかった。高校時代の竹内君 のように長いものは書けないので、ここでは影響を受けていない。 *竹内 康《パブロ・ピカソ 19581010 山脈・第十六号》参照。 美学概論では、模写のほか同時性をテーマとするオリジナルの課題も あった。これには、円・三角・四角それぞれ同径同面積になるよう逆算 し、迷彩色でそれを悟られない工夫を試みた。当時のB3パネル数点は、 いずれ個展をひらくまでと、チェロの後輩・貞方英子にあずけたものの、 彼女は結婚して薮下姓に変ったあと処分したはずである。 空間と時間の関係は、中学時代のおわりごろに、音楽との出会いから 考えるところがあった。未完の“汎芸術論”のテーマでもあり、いまも 未解決の命題である。美術学校では、秋の学園祭でクラスごとに一教室 が与えられ、それぞれ空間構成を競うということになった(恒例か)。 学生委員の立場上、数人の意見をもとめてみたが、失望して任務を放 棄した。このころから遅刻がふえ、登校しなくなった。(19990716) 下宿では、篠原の部屋から連日ジュゼッペ・ステファーノ《カタリ》 の絶唱がひびきわたる。一月17日から、篠原・西尾との共同生活がは じまる。このとき《三人名刺》を制作したが、六月に退学を決意して、 看板屋・自由工房に住みこむ。山口代議士の乱脈融資事件で、おなじ社 名の会社が存在していた(親族関連会社3社 19950611 山陽新聞)。 Let'195906‥“東京日記”宮田昌洪あての長文書簡 〜 《Diary 1960, Let'199606‥ 》〜 竹上先生への手紙から 〜 (*マラールへの手紙?) ── 私は、異郷でどんなあさましい商売を営み、どんなにたびたびど ぶにはまりこんだかを、彼らに言わないように、用心している。そんな ことを話そうものなら、たちまち私はばかにされ、あだ名をつけられる だろう。ドイツやイタリアやパリの話をするときにはいくらかほらを吹 く。それで一ばん正直な話をしている個所でさえ、ときどき自分自身の 真実さが多少疑われてくるのである。これほどさまよい歩き、年月をむ なしく費やした結果はどうだったろう? ── ヘッセ/高橋 健二・訳《郷愁 19560831 新潮文庫》P183 ── 《虚々日々 20001224 阿波文庫》P107 *孤太郎→弧太郎 http://d.hatena.ne.jp/adlib/19591224 自由への道 ◇ *美学概論の教授は名前が思い出せない。(19870404) ── 阿波 雅敏《○□△ 〜 同時性をテーマとする作品 〜 19600225 〆切》 江川 和彦教授:デザイン原理(誤=美学概論)後期課題(自作とレポート) 江川 和彦 美術評論 18960706 東京 19810114 84 /武蔵野美術大学教授/籍=銀蔵 http://www.tobunken.go.jp/japanese/bukko/1981.html 日本美術年鑑(物故記事) http://d.hatena.ne.jp/adlib/20050923 点鬼簿 〜 与太郎の過去帳 〜 http://www.enpitu.ne.jp/usr8/bin/search?idst=87518&key=%B9%BE%C0%EE+%CF%C2%C9%A7 http://www.nichigetu-do.com/catalogue_web/ctlg_web_2006_kk_07.php ── 江川 和彦・監修《バウハウス研究会 1966 武蔵野美術大学》 ◇ ── 清水 六兵衛「たとえば マルと三角と四角を並べて煙草セットを こしらえたり 花瓶の把手に裸婦をつけてみたり 電気スタンドのよう なものをひねってみたり それで当時は珍らしかったんですね 今考え ると あほらしい いやなものも作っていた(笑)」 http://d.hatena.ne.jp/adlib/19690626 一聴一席 〜 清水焼・開窯200年 〜 ── 姫路城(丸、三角、四角の銃眼)→ Awa Library http://blog.goo.ne.jp/ko-yama/c/50d9cd2e736b2f10b6612095e7a3fa89 黒川 紀章《中銀カプセルタワー》 ── やま建築研究所 ◇ ── まるでナスカの地上絵のようなクリップです。 地球上に存在するかたちの基本形です。 そして、丸、三角、四角というのは人の身体の基本です。 猪熊玄一郎が言っています。 「人間の体の非常にバランスのいい図案です。人間は顔の○と胴体の□ そして下腹部の▽で構成されているわけなのですね。」 アメリカの有名なデザイナー・ポールランドーが描いた絵本。 「きこえる・きこえる」これも、丸、三角、四角を基本の組み合わせに よる絵本です。世の中を創造する絵本です。 身の回りにあるかたちに気づくために、このクリップは、この三つの 基本形を同じ渦巻きでつくっています。 径:25.5mm(円)1g 一辺:25mm(三角)1g 一辺:20mm(四角)1g ○、△、□の起源です。 http://boccalupo.exblog.jp/ ── p e n s i e r o d e b o l e 232 NASKA・基本形 20070907 (20071017-20110617)
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