与太郎文庫
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1956年05月17日(木) |
クール・カット世代 〜 慎太郎・裕次郎・アキラ 〜 |
http://d.hatena.ne.jp/adlib/19560517 本来の“クール・カット”は、包丁のデザインらしいが……。 http://www.hrcweb.com/imeg/cool-cut-plus-1.jpg “Henckels Cool Cut Series”クールカットプラス洋包丁 戦後十年を風靡した、暑くるしい髪型“リーゼント・スタイル”は、 “ヘップバーン・スタイル”には不似合いだった。そこで、新進作家と その弟の、溌剌とした“クール・カット”が出現したのではないか。 当初“慎太郎刈り”と呼ばれたが、弟の人気が上回って“裕次郎刈り” というわけにいかなかった。 後世これを“都知事刈り”と呼ばれる可能性もなくはない。 日活映画の“裕次郎ブーム”は、柏鵬時代のように“アキラ・ブーム” でもあり、映画・流行歌のファンは“裕次郎と旭”に二分された。 旭の髪型は“リーゼント”の名残りを色濃くとどめている。 http://www.nikkatsu.com/dig/DVDLINEUPS/HEROS/itsumata.jpg ↓ http://www.crownrecord.co.jp/artist/kobayashi/img/20050721akira.jpg 忘れてならないのは“クール・カット”と“マンボ・ズボン”が一対 の流行であり、マイク 真木の“ジーパン・ルック”を経て、ホリエモン の“Tシャツ・スタイル”に到達するのである。 ◇ 慎太郎刈(しんたろう・がり)誤=裕次郎&慎太郎カット http://www.cosmo.ne.jp/~barber/sintaro.html 理容・美容学習事典(1968年度版) 石原 慎太郎・原作《太陽の季節 1955 文学界(新人賞)1956 芥川賞》 石原 裕次郎・出演《太陽の季節 19560517 日活》古川 卓巳・監督/水の江 瀧子・製作
石原 裕次郎“ナイスガイ”19341228 兵庫 東京 19870717 52 /俳優・歌手“石原軍団” ──────────────────────────────── 小林 旭 “マイトガイ”19381103 東京 /俳優・歌手“アキラ”
<渡り鳥シリーズ>小林 旭・主演 斎藤 武市・監督《ギターを持った渡り鳥 19591011 日活》原作=小川 英/脚本=山崎 巌&原 健三郎 斎藤 武市・監督《口笛が流れる港町 19600103 日活》原作=山崎 巌 斎藤 武市・監督《渡り鳥いつまた帰る 19600423 日活》原作=原 健三郎 斎藤 武市・監督《赤い夕陽の渡り鳥19600701 日活》原作=原 健三郎 斎藤 武市・監督《大草原の渡り鳥 19601012 日活》原作=原 健三郎 斎藤 武市・監督《波濤を越える渡り鳥 19610103 日活》原作=原 健三郎 (波涛) 斎藤 武市・監督《大海原を行く渡り鳥 19610429 日活》原作=三原 貞修 斎藤 武市・監督《北帰行より 渡り鳥北へ帰る 19620103 日活》原作=山野 良夫 <原型> 斎藤 武市・監督《南国土佐を後にして 19590802 日活》 <類型> 牛原 陽一・監督《渡り鳥故郷へ帰る 19620812 日活》 江崎 実生・監督《やくざ渡り鳥 悪党稼業 19690416 日活》 http://www.8107.net/akira/wataridori_main.html http://q.hatena.ne.jp/1203921037 かつて流行した髪形の例を挙げてください。 (20080225)
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