与太郎文庫
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1956年05月07日(月) |
白鳥の笛 〜 クラリネット賛歌 〜 |
http://d.hatena.ne.jp/adlib/19560507 Ex libris Web Library;Wlach, Leopold in fbgquint(ヴラッハ;右端) …… ウラッハのクラリネットは、ケルやグッドマンのように硬く鋭く なく、いかにも朗らかで優美である。輝かしさのなかに物淋しい情緒が これほどよく出た演奏も珍しい。ウィーンの連中なれば出来る業である。 ── 村田 武雄《LP読本 19550410 修道社》P157 http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/B000JB4YIE
Wlach, Leopold 19020217 Wien 19560507 53 /clarinet Kell, Reginald Clifford 19060608 England 19810805 75 /violin Goodman, Benny 19090530 America 19860613 77 /jazz
…… 当初はヴァイオリンを学ぶが、クラリネットに転向し、ロンドン 王立音楽院でハイドン・ドレーパーに師事。在学中からロイヤル・フィル ハーモニック協会のオーケストラで首席奏者を務め、1932年に卒業し てからは、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団に移籍し、1936年まで 在任した。1939年にはアルトゥーロ・トスカニーニによってルツェルン 音楽祭に招聘されている[2]。その後、BBCサロン・オーケストラや リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団の首席奏者を務めたが、1948 年にアメリカに渡ってアスペン音楽祭などに出演した。 教育者としては、1935年から1939年まで母校で教え、アメリカに渡っ てからはベニー・グッドマンに私的にレッスンしたり、アスペン音楽祭 のマスター・クラスでピーナッツ・ハッコーらを教えたりしていた。 1958年には母校の教授としてイギリスに戻ったが、この頃には演奏活動 から退いていた。1959年にはふたたびアメリカに渡り、ブージー・アンド ・ホークスの器楽部門で1966年まで働いた後に隠居し、画家としていく らかの展覧会を開くなど悠々自適の余生を送った。(Wikipedia)
村瀬 二郎 193,‥‥ 京都 /京都市交響楽団 宮本 寿之 1938‥‥ 京都 /同志社交響楽団(19561016) 森本 潔 三兄弟の三男 19381205 京都 /DHS 有賀 誠一 のゆりの弟 19390817 京都 /DHS/Flute 佐伯 和男 19411116 京都 /モーツァルト《アレルヤ 19581125 DHS》 田村 忠彦 19420128 京都 /Flute 大橋 俊治 俊有の長男 1942‥‥ 京都 20030219 60 /Oboe 朝比奈 千足 隆の長男 194305‥ 兵庫 /Chitaru/指揮;神戸フィルハーモニック
浄守邸に着くと、モーツァルトのクィンテットのレコードが鳴ってい た。若い客を迎えるにふさわしい選曲で、主人の素養が窺われた。 与太郎が「ウラッハですね」と云ったが、なぜか主人は応えなかった。 当時、クラリネットのレコードは、ほとんどウラッハで、五重奏曲は ブラームスとモーツァルトの二曲しかなかった。関西モーツァルト協会 の発起人会だから、この一言ですべてを説明できたのだ(1971011.)。 ウラッハが亡くなった年、森本 潔&有賀 誠一両君は、ブラスバンド でクラリネットを吹いていた。与太郎がチェロを入手、DHSの前身で 弦楽同好会が五重奏曲(第三楽章)宮本 寿之・独奏でデビューした。 …… ここで四人は、なごやかに笑いあった。つぎのやりとりまでは。 http://d.hatena.ne.jp/adlib/19710703 GATO 〜 また逢う日まで 〜
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