昨晩から母親が、どこから引っ張り出してきたのか、姉の小学校時代の日記をげらげら笑いながら読んでいる。
日記といっても毎日学校の先生に提出していたもののようで、まあ作文みたいなものなんだけど、妹（つまり私）とケンカした話題がしょっちゅう出てきて恥ずかしい。
私と姉は、たいそう仲が悪かった。お互い小学生くらいまで、すさまじいケンカをしていた。互いを口汚く罵ったり、殴る蹴るもお手の物だった。祖母が、「親の仇が生まれてきたみたいだ」と言ったほどだ。
それはさておき、こんな小学校時代の日記がうっかり家族に掘り起こされてしまったなんて、今や結婚して家を出た姉は露とも知らないだろう……かわいそうに。悪いが私も妹も、母親と一緒に笑わせていただいている。
そんでもって、笑いながら、自分がこの家を出るときは絶対こんなものを残して出ていかないぞー！！と密かに思ったりしたのでした。文集とかさ。

いやいやそれよりももっと残ってたらコワイものがあるでしょう。
ぜ、絶対置いていかないゾー。ぶるぶる。