栗本薫の『早春の少年〜伊集院大介の誕生〜』を読みました。久々に伊集院大介に会ったよー。相変わらずです。大好きなのよv だけど今回は、中学生な大介くんでございました。もちろんまだ探偵になる前……まだ中学生でしかない大介くん。でも冴えた頭脳と感性はすでに形成されつつある大介くんなのでした。カラダは子供、頭脳は大人(笑。(いやでも大介くんは背が高いし、見た目も落ち着いているのですがね) 因習深い小さな山村で起こった怪事件の犯人を、彼は必死に推理するのだけど、大人は「子供の言うこと」と相手にしてくれない。 早く、早く大人になりたいんだ!みんなを恐ろしい運命から救うために! 自分がまだ14歳でしかない、ということに苛立ちや焦りを覚える彼を、それまでそんな人物に出会ったことのなかった片田舎育ちの、同じ14歳の少年の目を通して全編描かれたお話。ときに、その大人びた彼を神々しいほどに思い、また憧れ、そして微かに苛立ち……いつの間にかどっぷり浸って読んでしまいました。面白かったよー。
14歳。 私は平々凡々に過ごしていたと思います。作者が後書きで述べているような、「自分がまだ14歳でしかない辛さ」なんてゆーのは、全然感じてなかったんじゃないかなあ。早く大人になりたいとも思わなかったし、だからって別にずっとこのままでいたいとも思わなかった。 だけどちょっと思い返すと、なんだかこの時期に、私はやたら難しい英文をノートに書き綴っていたり(よく覚えてないけど、歌詞の一部とか、何か本でみたものとか)、演奏するわけでもないのに気に入った曲のオーケストラスコアを買ってきたり、あ、学校の合唱祭用にうんと難しい混声曲を選んで持ってきて音楽の先生を困らせたり、カクテルの名前を覚えたりしてました………。 なんじゃそりゃ(笑。 部活じゃぁOBに気に入られていた(4つ上の姉が同じ部だったから)反面、1年上のセンパイ方にはそりゃぁもう嫌われておりました。だって悪いけど私より上手い人いなかったもんね←いじめられて当然。 あの頃はなー、『ラプソディインブルー』の冒頭ソロもできたんだけどなー。あっ私はその当時、クラリネットを吹いていたざんすー。 もうきっと音も出せないです。がくり。 ま、そんなありふれた14歳だったわけです。ちょっと気取ってただけで。ははは。 そんな頃もあったなーってくらい。戻りたいとも思わないけど、まあ悪くもない14歳でした。
なんてことを振り返りつつ拝読。 読み終わっちゃったよー。明日からどうしよう……途中で断念してしまった本でも頑張って読み始めようか。
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