とどろくように雨降り ぐらぐらと地面の奥からゆさぶりをかける
わたし、揺れる 好き勝手にいつまでこうしてどきどき 嫌な鼓動にひきずりまわされるんだろう
くらい雨のくるたび
ひどいスピードで駆けてきた今日があらためて暴れだす なだめても、なだめても いつもなら静まったものが、手をすりぬけて、反抗
両耳をぎうぎうとふさぐけど安定剤がわりの音楽鼓膜にぶつけるけど 隙間を刺して、ぐらぐらと、いやなものは突き抜けていくんだった
そこらへん薙ぎ倒して
夢をみなくても、悪夢の影が見られるとき からだが痺れて動かなくなるのを食い止められないばかものでした
三冬月、三日。暗い朝
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