『 hi da ma ri - ra se n 』


「 シンプルに生き死にしたかった 」


2005年02月24日(木) 泣くごと

泣くごとに

少しずつ
檻がやぶれてゆく、とか
渦巻いていたものが
ほぐれる、とか
そうだったならいいのにと

とっぷりと暮れて
雨の音がする
やさしいはずの夜

眠るひとの隣でくるしいといえないでぐじゃぐじゃになって泣く
おきている人のいないうちのなかでばたばたと寝起きうろつきまわる
「とてもじゃないけど穏やかなベッドの中では眠れない」
こうなったときの私はごくしぜんにジショウコウイだらけだ
保冷剤をひっぱりだしてうずくまってすりよせる
両手を縛り付けられたらたぶん叫びだすけど
でも、たぶんほんとうは縛り付けられたほうがいいような気がする
じぶんを
叩き壊すことをしないため
たまに拘束衣のほしくなる熱烈な
からだとのやりとり

ドウシタノ、と
たずねられて答えられるうちは
まだ
だいじょうぶなんだよ、って
そんなことは
学びなおしたくない、のですが
ですが

学びなおさせたいようなこのカラダ

ぜんぜんちっとも酷い部類になんて入らないはずなのに
ここんとこ襲ってくるコレは一体なんだ

昨日はまた、新しく
なくなっていることがあることを、発見
からだのなかみがぐずぐずになるので
苦手だと思う
プリントしたあとの写真をようやく整理しようと手を出したら
知らないことが何枚もうつっていたけれど、何も記憶なし
あるような、ないような
でもいくらさぐってもそこは真っ黒の空っぽ
手招きする手が四方八方からやってくるから
それを取らない様に、あたしが
あらゆる場所でうずくまってまるくなる

ああここまできたら誰もあたしを助けられない
嵐が過ぎるまでとりあえず待って
あとはもう、抱えあげて病院とお薬の中にほうりこめ

……ほんとうにめちゃくちゃなときは
痛みとか痒みとかいう言葉より
ただ混乱のなかで揺さぶられているみたい
止まらない腕を止めて
止まらない意識を止めて
なきながら、きずつけることをやめられない

この攻防に疲れきってほんとにだめになってしまう前に

ああもう

夜が明けたら病院にいく
なんとかして、ひとりで
もういい
ごめんなさい
お金かけちゃって


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真火 [MAIL]

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