| 2003年07月17日(木) |
bye-bye medicine, and hello again |
確か5月はじめか4月終わりごろを最後に 精神科のドアをくぐることをやめました
理由はぐちゃぐちゃで なし崩し的ともいえて 言い訳はできず
ただ病院に行って薬をもらい続けることが苦しくなって ありもしない(かもしれない)周囲の目を感じながら ひとりで、内心おどおどと病院通いをつづけているのに なんだか消耗していたのかも知れず
そうして 病気である自分、という存在がとても疑問に感じられて しかたなくなったこと、 とか
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おくすり断ちをしてみた事情
……自分の病気具合をうたがったのと、外からのプレッシャーです
3月、4月、5月
「自分を病人に仕立てて、それで満足?」 「要するに根性が足りないんだってば」 「しっかりしてよ、もう」 「体調崩したり子供服着たり、それじゃ困るんだよ」 「自分がそうなる理由わかってんの?」 「わかってたら元気になれるでしょ?わかってないんだよ」 「さっさと大人になんなよ」
そういった言葉が雨あられと降ってきて それが誰か他の人についてのことばだったらきっとわたしは 烈火のごとく怒って反論するような気がする 体に出したくて出しているわけじゃないでしょう?って 理由が自分で意識できたら症状が消えるなんてそんな魔法みたいなこと 理論の上ではともかく現実でキレイに行くものですか、って
確かにセオリーかも知れないけど
そんなにキレイに「解決」するのなら 治療者って言う職業があることじたい おかしいことにならないですか
けど、自分については100%否定できなくて この「つらさ」が本物なのかどうかわからなくなった
きっとわたしはエセ病人で 自分にお薬を盛ることで自分を弱いのよとアピールしたくって 「自分を病人に仕立ててるんだ」 そういう気分がどんどんふくらんだ 言い訳に継ぐ、言い訳
お薬を飲むことに罪悪感を感じた 通院することにも罪悪感を感じた 病院が恐くなってその人のことも怖くなって ぐらぐら倒れそうになって
そんなのがつらくて薬飲めなくなって ちょうど風邪をひいて、それが半月くらい治らなくて その間にお薬が切れ、風邪のくせに不眠で体力が落ちたらしく 皮膚の状態がどんどん悪化していって 服を着ることや外に出るのがつらくなって、そうして フェイドアウト
それがこの三ヶ月のこと。
実際のところ本当に「こころの病気」なのかはわからないです 結局、自分の性格が(臆病でずるくて弱虫で根性がなくて) それがぜんぶいけないんだって、そういうふうに思っていて 私のことをいろいろ言ってくれた(そうしてかなりつらいコトバだった) その人も、別に悪い人ではなくて それなりに私のことを心配してくれていないわけじゃなくて ちょっと、タイミングと それからこっちの応答の仕方が よくなかっただけ
強くならなきゃ やさしくならなきゃ そう、思う ばかり
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ただ 自分のこととは別個に
自分が我慢できたからといって他の人のつらがっていることを 悪し様に言わないで欲しいなと、思います、、、 わたしのことは仕方ないけれど でも、ほんとうにちゃんと苦しんでいる人について 追いつめるようなこと言わないで欲しいなって
つらい思いを味わったひとのその後にはいくつかある気がする 自分が味わったからこそ、人のことに「つらいよね」と思いを寄せられるひと 自分が克服できたからこそ、他の人を「頑張りが足りないんだ」と叱咤する人 ……どっちも、いて、当然だとは思います 叱咤する人だけならばそれはひどく生きていきにくいことだと思うし 受け入れる人だけならば、それもまた不自然なことだと思うのです わたしもまた、相当シビアな対応してしまう やさしいだけじゃいられなくて 気がつくと、元も子もないことばを ずいぶんたくさん吐いてしまった
ただ いつだったか 十代の男の子がいじめについて語ったとき ちょうど同じころ、いじめられたことを苦にして自分を殺してしまった 同年代の男の子がいたのだけど、その子のことを ぼくは100万円も盗られたのに あいつは1万円しか巻き上げられてない、 それくらいで死ぬなんて甘い、と そう言ったんだそうです
……かなしかった
金額の大小じゃないよ
つらさなんて人それぞれ 痛みだって、人ぞれぞれ だれも比べられない 誰だって比べちゃいけない
どんな体でもどんな年齢でも、その体せいいっぱいで 負えるだけのつらさを背負ってしまって いのちと引き換えにしたくなるくらいのつらさだったんだ それでもう何ともくらべられないんじゃないのか 比べたら、いけないんじゃないのか
ふるわれた暴力や奪い取られたお金の大小よりも 身に余るつらさだったんだ、それがすべてじゃないのか そんなに言うなよ大したことないじゃないかみたいに言うなよ あいつはあいつなりに抱えられるだけのつらさを耐えてたんだよ
そうやって歯軋り、するしか、 わたしには、なくて
泣いてばかりいた 消えてしまった命のことを思って
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