【ロンドン28日】
元ビートルズの英ポップ歌手ポール・マッカートニーさんが 28日に放映される英BBCテレビのインタビュー番組で、 中国で虐殺される犬や猫の秘密ビデオを見たことから、 同国で公演を決して行わないと言明した。
このビデオは動物保護団体「動物を倫理的に扱う人々」(PETA)の ドイツ支部が作成したもので、 中国南部の路上の市場で、2階建てバスからかごに入れられた犬が コンクリートの上に投げつけられるシーンを映している。 別のシーンでは、猫が熱湯の桶に入れられる前に 袋の中でもがく場面が映し出されている。
ビデオでは、動物が死ぬまで笑いながら殴る労働者も描かれている。 これらの動物の一部は所有者から盗まれた上、 輸出向けの衣類に用いるために皮をはぎ取られるという。
マッカートニーさんは 「これは野蛮だ。中世の暗黒時代から抜け出たようだ。 彼らは楽しんでいるようで、病気だ」 と語った。 その上で 「わたしは演奏するためにそこに行くことを夢にも思わない。 これはアパルトヘイト(人種隔離政策)を支持していた(南アフリカ共和国という)国に 行かないのと同じだ。吐き気がする」 と憤慨した様子。
マッカートニーさんの妻へザーさんと、娘でデザイナーのステラさんは ともにPETAで積極的に活動している。
(時事通信) - 11月28日21時37分更新
以前、アタシもこの日記に書いたことがあった。 そして、それからひと月もしないうちに、最愛のうさぎを亡くした。 動物虐殺のビデオを垣間見、飼いうさぎにひとしおの哀れを感じていた時だった。
ベジタリアンではない。動物たちの犠牲に真っ向から反対する訳ではない。 ただ、同じ殺すにしても、人間ならばせめてその「作法」というものを もう少し弁えても良いのではないか?と考えるのである。
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