みちる草紙

2005年06月25日(土) 今夜もウィンブルドン

マリア・シャラポワ(ロシア) 対 カタリナ・スレボトニク(スロベニア)戦を観戦。

華やかなシャラポワが、ストロークの度に金切り声をあげるのに対し
スレボトニクはキャップを目深にかぶり、黙々と打っていた。

6-2 6-4 とシャラポワのストレート勝ちなのだが、スレボトニクも善戦した。
特に、1セット目の、3ゲーム先取されてゼロからの2ゲーム連取と
2セット目の、5-2 とリードされてからの2ゲーム連取には唸ってしまった。
シャラポワの強打をよく拾う。よく攻める。技も多彩に使いこなす。
両者とも180cm台の長身で、ラリーを見ていると互角という感じもしたのだが。

最初 3-0 の時点で、「ああまたシャラポワの一人勝ちなのか」と思いきや
スレボトニクの冷静に追い上げる粘りのプレイに引き込まれ
試合終了まで彼女を応援していた。やっぱりこのクラスの人たちは巧い。
2セット目はデュースが続き、アドバンテージを取ったり取られたりの
接線であったから、及ばずともスレボトニクにせめて5ゲームは取って欲しかったな。

蛇足だが、ロシアも、独立後まだ若いスロベニア共和国も、一度行ってみたい国である。


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