私が中学生のときの話ですが、 当時、市南部のA町に住んでいた先生が こんなことを言っていました。
「私が住むA町だけで○万人の人口がある。 もしこれが△万人クラスにまで拡大したら、 独立した市になるかもしれない」 ○とか△とかになっているのは、正確な数字を思い出せないためです。
その後A町は…分割・独立することはなく、 依然として郡山市の一部ですが、 実は私どもは現在、 2〜3ブロック歩けばA町という ぎりぎり旧市エリアの某所に住んでいます。 もしもA町が独立した市になるようなことがあったら、 娘たちは、500メートルも歩けば簡単に行ける小学校に 「自治体が違う」という理由で入れず、 泣く泣く遠くの学校に行くはめになっていたのでしょう。
いわゆる平成の大合併で、 物すごい勢いで日本地図が書き換わっている現在、 市の一部が分割されて独立というようなことが 現実にあるのかどうか、よくわかりませんが、 遅ればせに郡山市の合併の歴史をざっと調べて見たら、 くだんの先生が挙げていたA町は、 そもそも1965年5月に合併した「安積郡9町」の一部だったことが わかりました。 ……おいおい。
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