土曜日生まれは腰痛持ち

2006年04月10日(月) 入学式


娘の高校の入学式に行ってきました。

そのセレモニー自体は、
「まあ、こんなもんだろ」ってなところでしたが、
終了後のホームルームでいきなり
センター試験を意識した話をされたのには驚きました。
受けること前提なんだな、この学校はっ。

私は共通一次世代だったものの、
さして進学校でもない学校で、
しかもショボい成績とっていたので、
国立大学は候補にも考えておらず、
全く無関係を決め込んでいたのですが、
なぜかその年は、
5教科7科目をフルに受けなくても受験可の大学が出現し、
数校とはいえ、
私立とほぼ同じ科目数で受けることもできたのでした。
そのせいか、共通一次模試を受けてみないかと、
私のような「くたばれ数理」人間にも声がかかりました。

以下、私と進路指導教諭Kの会話です。

私「私、国立の四大は受けませんよ」
K「今年はT大(言うまでもないけれど、東大に非ず)とか
 3科目でいいところもあるぞ」
私「どうせすごい競争率になるだろうし…」
K「大学まで考えなくてもいいから、
 模試だけでもどうだ。腕試しに。
 なんなら受験料は俺が出す

このK教諭の執拗さの意味は、
今考えても見当がつかないのですが、
多分、学校を会場にするために
受験者数が足りなかったってところでしょう。
結局受験はしなかったのですが、
「模試のにぎやかし」というのは、
滅多にできるもんではありません。
ネタとして受けといてもよかったかなあと、
今になって思います。どうせマークシートだし。

娘も今の志望を曲げなければ、
多分受験することになるでしょう。
彼女の場合、勉強はもちろんのこと、
(1)公共の乗り物で酔わない
(2)公共の乗り物に乗って目的地に
独りで間違えずにたどり着く
この二つが克服課題となってまいるのですが。
自転車で受験できる範囲のとこに、試験会場なさそうだから


話は変わりますが、帰りのタクシー車中から、
おもしろそうな店を見つけました。
ショーウインドーに小さな人形や器がたくさん並んだ
小さなお店です。
ただし、それは本当に「趣味の店」なのか、
「趣味のものを表に見せてるだけの個人の家」なのかは
いまひとつわかりませんでした。


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