土曜日生まれは腰痛持ち

2005年08月12日(金) 「おじさん」「おばさん」ってそんなにアレか?

昨日初めて「アリコジャパン」の
佐藤弘道おにいさん」出演のCMを見ました。
この人、多分とってもいい人なんだと思いますが、
どうも顔が好きになれなくて(決してブサイクという意味でなくて)
正直、何故あんなにもてはやされているのかわかりません。

CMでは、「ひろみちおにいさ~ん」という子供達の大合唱に応え、
颯爽と登場した佐藤氏が、
「ていうかおじさん」という何気ない言い直しに落ち込み、
「自分でも、もう若くないなあって感じることがあるんです」と、
“ヒロシ”のようなダウン状態で独りごちるわけですが…
実年齢よりも若々しい「ひろみちおにいさん」の
永遠のおにいさんっぽさを逆手にとったCMということで、
今後結構評判にもなりそうだし、訴求力もありそうですが、
何だか中途半端な感じです。

体のキレや機能・見た目がどうのという意味ではなくて、
子供というのは、「子供に見えない風体」の人を全部
「おじさん」「おばさん」と呼ぶものなのではありませんか?
そりゃまあ、20代においてはデリケートな問題かもしれませんが、
どう見ても30、40代以上の人に向かって
「おにいさん」「おねえさん」と言う子の方が、
何か邪な意図が見えるようでイヤです。
どうせならば、甥でも姪でもない子供に、
16歳の若い身空で「おばちゃん」と呼ばれてから
落ち込んでいただきたいもんだ。

しかも呼んだのが学校の数学の先生のお孫さんだったので、
ドツくわけにもいかないし、ストレスたまりました。


まだこの人が「10代目体操のおにいさん」になったばかりの頃、
だから10年以上前だと思いますが、何かの雑誌の投書で、
「新しいたいそうのおにいさんに萌え~」
という感じの、自分と同世代か少し上くらいのお母様の
一文を読んだことがありましたが、
(当時は萌え~、とは言わなかったか)
なるほど、その当時だったら「おにいさん」でもよかったのか。
この佐藤弘道おにいさんは1968年7月14日生まれだそうなので、
私より1日若いだけだということが、
この日記を書くにあたっての検索でわかりました。
何だよ、やっぱりオッサンじゃん!
「ピタゴラスイッチ」で「おじさん、何してるの」と呼ばれる
小林賢太郎(32歳)の立場がないぞ。


 < 過去  INDEX  未来 >


ユリノキマリ [MAIL] [Saturday's Child] <