土曜日生まれは腰痛持ち

2003年11月22日(土) ひねもす ぶらりぶらりかな

次女を連れて、近所に「買い物散歩」に出ました。

以前は電器店だった建物に、24時間営業のディスカウンターが来て、
オープン間もないということもあり、大盛況でした。
私どもの住む地域には、ドンキホーテがないので、
まあ「あの「うわさのドンキホーテ」※はこんな感じか」という
※こういうタイトルの歌が実在します!
疑似体験を求める若者の姿も…といったら
少々うがち過ぎかもしれませんが、
そういう乗りも感じました。
せっかくだから、ティッシュかお菓子か、
何か無難なものを買って帰ろうとも思ったのですが、
レジの混雑にちょっと怯んでしまい、手ぶらで出てきました。
(精算もしないで何か持っていたら、その方が問題ですが)

幹線道路の向こうの古書店に寄って、
「シルバニアファミリー大百科」(200円)と
ウディ・アレンの「羽根むしられて」(100円)を購入
後者のタイトルは、
エミリー・ディキンソンの詩からとられたそうですが、
意味からすると、「羽むしられて」の方が近そう。
収録されているものでは、ハードボイルド小説のパロディ
「コールガール組織を追え」がおもしろかったです。
謎の売春組織が、知的刺激に飢えた男たちのために、
金銭を介して文学談議をする女性を派遣するという筋立てです。
教養人であることの矜持ときまり悪さが入り交じったような
彼らしい一作で、ぜひとも映画化してもらいたいものだけど、
まあ無理だろうな。
いつも新作の内容を公開まで秘密にするような人だし。

その後スーパーで、足りない食材や
餡の入った蒸しパン(まんじゅうに近い)を人数分買って、
暗くなる前に帰りました。

題名には「ひねもす」とは書きましたが、
実際には午後の小一時間ぶらぶらしたに過ぎなかったなあ。
もし万歩計を付けていても、大した運動量ではなかったでしょう。
それでも次女には結構な運動になったらしく、
家に帰ってしばらくすると、寝入ってしまいました。


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