2024年11月20日(水) |
【映画】すばらしき世界 |
「すばらしき世界」 役所広司 仲野太賀
※※ 8点 ※※
「ヤクザと家族」に続いて、元ヤクザが堅気に戻るのに苦労する… という内容の話だったのですが。
この2作品を観て思ったのが やっぱり、一番大事なのは「教育」なんだなぁ…です。 映画だけども。
もっとも印象に残ったのは 前科十犯の主人公を雇ってくれるような職場はなかなか無いなかで ようやく介護の仕事に採用されたときに それが正社員とかではなく、パートに採用だったにも関わらず 「シャブを打った時みたいだー!!」と大興奮して喜ぶシーンでした。
働ける場所があるってことは、本当に幸せなことなんですね・・・ しみじみ。
俺もあらためて、仕事をたくさんやらせてもらえてる今に感謝です。 いつも、忘れずに。
うん。
<ネタばれ>
この手のヤクザ映画って、最後は死ぬか、もしくは報われないバッドエンドにするしか、ほぼ無いんですよ。
そんな中、この映画のラスト持病の悪化による、ほぼ突然死だったのですが…
最高でしょ。 完全にハッピーエンドです。
この主人公みたいな人間が長生きしてたって、苦労するばかりで 明るい未来なんてほぼあり得ないのですから 泣いてくれる人がいるうちに、さほど苦しまずに死ねたなんて… 理想的な人生の終わりかただったと思います。
俺もぽっくり行きたいわ〜 そうなれるよう、今を頑張って生きてる、とすら思ってますから。
本当に、良い終わり方でした。
たぶん、これをハッピーエンドと捉える人は少数派だとは思いますが(笑)
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