「力道山未亡人」細田昌志
※※ 8点 ※※
久々に本を読んだ。 すごくおもしろかったです。
ただし、プロレスファンとして、です。
知らなかった力道山の歴史、日本プロレスの裏側を知れたことが面白かっただけで… うちの奥さんが 「夫の死後、22歳にして5つの会社の社長に就任、30億円もの負債を背負い4人の子の母親となった「その後の人生」についてはほとんど語られていない」 という紹介文を見て「おもしろそう!読んでみようかなー」と言ってたのですが、止めました。 プロレスを知らないと、まったくおもしろくないと思うよ!と。
昭和のプロレス、または力道山に興味を持ってない人には全く刺さらないと思います。 かなりマニアックな本、という印象です。 (だから私には刺さったのですが)
結果、もっともっと力道山に特化した本が読みたくなりました。 とにかく滅茶苦茶な人だったことは知ってるので その滅茶苦茶具合をより詳しく知りたいです。
といったわけで、プロレスファン以外にはまったくお勧め出来ません。 そういう本でした。
力道山と結婚してすぐ未亡人… 本当に凄まじい人生だった女性です。 力道山を脇役にして、田中敬子さんの人生をもっともっと詳しく書く作品にすれば、一般の方々にも受けたかも?! それこそ、NHKのドラマくらい行けたかもしれないのに。 もったいないね(笑)
という作品でした…
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